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疲れ目を加速させるワースト習慣と目を潤す食べ物

仕事やTV、DVD、ゲームなどなど夜遅くまでPCやTV、スマホを見ている方も多いでしょう。
こうしたブルーライトの影響に加え、アイメイクやコンタクトレンズといった習慣やおしゃれアイテムまでもが「疲れ目」を引き寄せているかもしれません。

ワースト5と言われている5つの悪習慣と、疲れ目のメカニズム、そして目を潤す食べ物などをご紹介します。

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疲れ目のメカニズム

疲れ目のほとんどの原因がドライアイだと考えられています。

参天製薬の調査によるとドライアイの患者数は約2,200万人にものぼるそうです。

ドライアイは目を潤す涙の影響によるものです。
目を守るのに欠かせない涙の量が不足し、これが乾燥により涙の量のバランスが崩れて、眼球全体に涙が均等に行きわたらなくなります。

そうすると目の表面に傷が生じ、視界がかすんで見えたり、乱視になったり、視力そのものが低下したり、若年層でも老眼が進んだりします。

主な原因は、次に挙げる5つのワースト習慣です。

目の表面が傷つくということは、目の細胞の生まれ変わりにも影響を及ぼし「疲れ目」の原因にもなっていきます。

目が疲れるとイライラや頭痛も引き起こすこともあります。

筆者も、頭痛持ちですが、眼科でドライアイの治療を受けてから、ウソのように頭痛が起こらなくなりました。

それほど目の傷は癒さなくてはいけないのです。

疲れ目を加速させる習慣ワースト5

  • パソコン作業
    パソコンワークに集中していると、長時間におよび画面に見入っているので、まばたきの回数が減り、涙が不足して目が乾いてきます。

  • 乾燥した室内
    秋冬になると外の空気も乾燥してきますが、現代は春夏でもエアコンで年中室内は乾燥状態になっています。
    目の表面は思っている以上に乾燥しているでしょう。

  • アイメイク
    まつげの生え際にある「マイボーム腺」を詰まらせているかもしれません。
    マイボーム腺は油分を分泌して目を潤す役目があるので、アイラインやまつげエクステなどで塞いでしまわないよう気を付けましょう。
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  • 就寝前のスマホ、TV、ゲーム
    スマホやTV、パソコン画面は現在ほとんどの製品がブルーライトが採用されているので、朝日の青色光と同じ波長と言われています。
    朝日を浴びると、目覚めにいいと言われていますが、夜間に見すぎると目が冴えてしまい、深い眠りのリズムが狂い、睡眠障害に!

  • コンタクトレンズの使用
    目にピッタリと付着しているコンタクトレンズは、長時間使用していると、眼球そのものに涙が触れられず、目が乾燥する原因になります。
    またコンタクト用目薬に添加されている防腐剤も疲れ目の原因になることもあります。

ほとんどの方が、これらに当てはまるのではないでしょうか?
中には全部該当する!? という方もいらっしゃるでしょう。

目を潤す食べ物

ワースト習慣がわかっていても、IT社会の現代では、そう簡単に改善できないご事情もあるでしょう。
ドライアイは目の表面に傷ができていますが、涙そのものは、食べ物から得た栄養成分で造られています。
目を潤すことに役立つ食材を知っておきましょう。

  • ビタミンA
    目の網膜にあるロドプシンはビタミンAを材料として成り立っています。
    目の粘膜を健康に保ち、細胞合成などにも関与します。
    ウナギ、赤身肉、赤身魚、緑黄色野菜、色の濃いフルーツ

  • タンパク質
    カラダの他の部位と同じように目にも筋肉は存在しています。
    目の筋肉作りにもタンパク質は必須です。
    お肉、魚介類、豆類、ナッツ類

  • ヒアルロン酸
    目の粘膜の生成に関与するヒアルロン酸は、眼科で処方される治療用の目薬にも含まれ、ドライアイでできてしまった目の表面の傷を治すのに必要不可欠です。
    食品からヒアルロン酸そのものを摂るのは難しいです、ネバネバ野菜を摂取しておくと、体内でヒアルロン酸が生成されやすくなると考えられています。
    ネバネバ野菜(オクラ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、なめこ、トロロなど)

  • アントシアニン
    目の網膜にあるロドプシンに働きかけ、視界をクリアにする作用があります。
    ビタミンAと共に目には必要な栄養成分となるでしょう。
    ブドウ、ブルーベリー、紫色の野菜(なす、紫ニンジン、紫キャベツ、紫タマネギなど)

 ビタミンAとタンパク質が一緒に採れるお肉や魚料理をメインディッシュ(主菜)とし、つけあわせの野菜にはネバネバ野菜を取り入れ、デザートやおやつに紫色の果物を選べば、体内からの目の健康に役立つでしょう。

ドライアイの人口が増えている為、早い人では30代から老眼と診断されることもあるようです。

目を大切にしなければ、生活が成り立たないので、小さな忘れがちな部位ですが、アイメイク以上に、ご自分の「目」そのものを大切にしてあげましょう。