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秋冬に旬を迎える”牡蠣”は大人ニキビや月経時に◎

個人差はありますが、女性はPMS(月経前症候群)期に入るとイライラや憂うつ感と共に、大人ニキビができやすい、という方も多いでしょう。

また月経時は大量の鉄が奪われるので、体力も落ち、肌も荒れやすくなります。

女性は、月に半分ぐらいはこうした不調と闘うことになるわけですが、その症状を和らげるのに、「海のミルク」とも呼ばれる、秋冬が旬の牡蠣が改善食となりそうです。

詳細を見てみましょう。

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”牡蠣”はPMS期にできやすい大人ニキビ対策に?

冒頭で述べたように、PMS期は、女性ホルモンのバランスが乱れ、子宮の収縮の影響で、イライラや憂うつなどの精神面と一緒に、ムクミ、胸のハリ、お肌のターンオーバーの乱れなど体調面でも不調が現れやすくなります。(個人差があります)

20代以降の大人ニキビはターンオーバーの乱れで、古い角質層が、毛穴を防いでしまうのが、原因の1つにあげられています。

大人ニキビができる時は、PMS期に関わらず、総じて栄養バランスが悪いことも多いので、他の不調も一緒にやってくることもしばしば。

大人ニキビや他の症状も和らげてくれる栄養成分は、マグネシウム、ビタミンB群、亜鉛、鉄などがバランスよく摂れるものです。

秋冬に旬を迎える牡蠣には、これらの栄養成分がほぼ含まれているので、かなり栄養価が高い魚介類なのです。

牡蠣の栄養成分など

牡蠣は、前述したマグネシウム、ビタミンB群、亜鉛、鉄の他に、ビタミンAやタンパク質も豊富です。

そして「カキエキス」という独自の成分も含まれており、その機能は、タンパク質が体内でアミノ酸に分解され、肌や各器官の粘膜の材料となるのを、手伝う働きです。

牡蠣とノロウイルスの弱点

牡蠣は、これからの季節、鍋物や牡蠣フライが代表的な食べ方ですが、食中毒予防に、くれぐれも”生牡蠣”は専門店でいただき、ご自宅では必ず加熱調理したものをいただきましょう。

牡蠣は二枚貝なので、ノロウイルスが生息しやすい特質を持っています。

しかしノロウイルスは水道水の塩素に弱いという弱点を持っているので、必ず真水でしっかりとヒダの部分まで洗い、その後、沸騰させたお湯にくぐらせるとほぼ中毒の心配はないでしょう(100%とは言い切れませんが)

またノロウイルスは牡蠣の中心部が85度以上の温度が90秒続くと、ほぼ死滅すると考えられています。
高温の油で揚げる牡蠣フライや天ぷらなどは、中まで熱が伝わるよう、心配な場合は二度揚げしておくといいでしょう。

加熱調理では、心配のあまり、牡蠣を加熱しすぎてしまうと、食中毒面では安心ですが、牡蠣のプルプル感がなくなって、しぼんでしまうので、鍋物や煮込み料理の場合は沸騰してから2分弱は加熱するようこころがけましょう。

牡蠣の簡単なアレンジレシピ

牡蠣フライや鍋物だけでなく、様々なお料理に使えるので、旬の時期に、牡蠣の栄養成分をしっかりと補って、大人ニキビや月経時の鉄補給に役立てたいですね。

先述しましたが、牡蠣は必ず、水道水でヒダの中までよく洗い、熱湯にくぐらせる!という下処理を行ってから調理しましょう。

  • 牡蠣チャウダー
    本来あさりで作る”クラムチャウダー”を牡蠣にチェンジ。
  • 牡蠣のトマトチーズ焼き
    牡蠣10個ほどを耐熱皿に並べ、小房にわけたブロッコリー1個分と半分にカットしたミニトマト10個分を並べ、ピザ用チーズをかけ、500Wの電子レンジで3分加熱。その後、オーブントースターまたはオーブン機能(180度)に切り替えて、5分加熱し、焦げ目をつける。
  • 牡蠣のガーリックオリーブオイル
    冷たいままのフライパンにオリーブオイル大さじ3とみじん切りにしたニンニク2かけを入れて弱火にかけ、香りが出たら、中弱火にし、牡蠣10~15個を揚げ焼きにする。3分以上は加熱しましょう。お好みでパセリなどのハーブと一緒に。

牡蠣は下処理だけキチンとすれば、ご家庭でも取り入れやすい食材なので、女性の約半月を不調にしやすいPMSや月経期の改善食として、取り入れてみてください。