秋になると気温の変化や乾燥で、肌にかゆみを感じる方が多くなりますね。
大気汚染や空気の乾燥、アレルギー、プチうつなど、原因も様々です。
そこで役立つのがヘンプシードという名で売られていることもある「麻の実」です。
「麻の実」(ヘンプ)とは?
「麻」ときくと、大麻取締法で大丈夫なの?
というイメージがありますが、健康食品点や成城石井などで購入できる「麻の実」とかメーカーによっては「ヘンプシード」として売られているものは、心配ありません。
「麻の実ビール」も同様です。
麻の実は、縄文時代から日本人が食べていたという説も残っているので(諸説あり)、実は日本人のDNAに適した健康食なのかもしれません。
「麻の実」の栄養価など
麻の実にDHAやEPAなどのオメガ3系の脂肪酸が入っています。
記憶力や集中力UPと共に、余分な脂肪の燃焼や、乾燥肌対策に役立つでしょう。
また良質なタンパク質も含まれ、必須アミノ酸の9種類が全て含まれています。
乾燥肌の再生にはアミノ酸が必要となってくるので嬉しいですね。
そして日本人女性の足りない栄養素として挙がっている鉄や亜鉛も含まれています。
他にマグネシウムや銅も含むので、貧血予防や頭痛、イライラ防止に役立つでしょう。
海外では、一部の医療機関や自然療法などでアトピーの治療食にも使われているようです。
そのため、皮膚のかゆみ改善や、肌荒れを伴うほどの乾燥肌の人には適していそうですね。
秋に生じるかゆみはプチうつ、プチ不調も原因?
うつ病患者は年々増加傾向ですが、季節の変わり目にひどくなる場合が多いようです。
また、些細なことで落ち込んだり、イライラ、頭痛、だるいなどの体調不良も季節の変わり目に多くなりますね。
その一環で、皮膚がかゆくなるという人も出てくるようです。
特に10月は肌寒い日や、残暑日に逆戻りしたりと気温やお天気が日々変わるので、普段、健康な人でもカラダのリズムが乱れがちです。
麻の実は、イライラ予防や女性に多い不調の改善に役立つ栄養成分も含まれるので、食べておきたいですね。
麻の実の食べ方など
麻の実はマヨネーズや、麻の実を抽出した「ヘンプオイル」なども製品化されていますね。
麻の実の活用方法としては、
- ご飯のふりかけなどに
- サラダやヨーグルトのトッピングに
- バターと混ぜて、パンと共に
- 煮込み料理の仕上げに
- ほうれん草のゴマ和えやゴマ豆腐など、ゴマの代用品として
麻の実はオメガ3系の脂肪酸が含まれていますが、加熱に弱いので、一緒に煮込んだり、炒めたりせずに、トッピングや和え物として頂くようにしましょう。
まだ知らない方も多いようですが、スーパーフードの1つにもなっているので、利用してみましょう。