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レンコンは皮ごと!黒い斑点にウイルス撃退作用が

秋は、空気の乾燥による風邪やウイルスの感染、ブタクサ花粉症など、そして乾燥肌などの悩みが増えますね。
これらの悩みにお応えする食べ物として、秋冬に旬を迎えるレンコンのそれも「表面の黒い斑点」に注目が集まっています。
レンコン(蓮根)はたいてい皮をむいてから調理しますが、皮ごと食べるとその「黒い斑点」のメリットがいただけます。

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レンコン表面の黒い斑点の正体とは?

レンコン表面の黒い斑点の正体は、「カテキン」です。
近年の研究で、このカテキンに、アレルギー反応を抑える働きがあることがわかっています。

レンコンには、ほかに独自のポリフェノール「レンコンフラボノイド」が含まれています。

この2つの成分に焦点をあてた、埼玉医科大学の研究では、1日40g(輪切り2切れ程度)のレンコンを毎日3ヶ月食べ続けると、薬60%の人にアレルギー体質改善の兆しが見えたとのこと。

またレンコンには皮膚や各体内器官の粘膜を健康に保つネバネバ成分「ムコ多糖類」も含まれるので、皮膚の粘膜も健やかになり、乾燥肌対策にもなるでしょう。
そして風邪やウイルス、ブタクサ花粉症などのアレルギーを跳ね返すには、鼻やのどの粘膜も丈夫であることに越したことはありません。

レンコンはこうした改善にも役立つでしょう。

秋冬の空気には思った以上に花粉やウイルスが蔓延?

「秋冬の空気は乾燥している」とよく耳にしますが、どれぐらい淀んでいるのでしょうか?

秋冬の空気中には、様々な植物の花粉や、風邪、インフルエンザなどのウイルス、ハウスダスト、黄砂やPM2.5に至るまで、肉眼では見えないカラダに悪影響を及ぼす粒子が、私たちが思っている以上に飛び交っていると考えられています。

特に秋冬は空気が乾燥しているので、粒子が拡散しやすいので、一息吸いこんだだけでも、鼻や口内の粘膜に、こうした悪い粒子が貼りついていくのです。

しかし、各器官の粘膜が丈夫なら跳ね返しますが、繰り返し悪い空気を吸い続けていると、秋冬に多いブタクサ花粉症をはじめ、風邪、気管支炎、インフルエンザ、そしてアトピーなど乾燥による皮膚炎を引き起こしやすくなります。

こうした予防や改善にいいのが前述の「レンコン毎日2切れ(40g)」です。

毎日続けたいレンコン40g

レンコンは根野菜に分類されますが、ほかのイモ類のように、収穫しやすいわけではないので、やや高価ですね。
レンコンはハスの花の根にあたり、地下1m以上も伸びて育つものもあり、育つ培地も沼地なので、栽培も収穫も大変な苦労を要するのです。

しかしレンコンは和惣菜やサラダなどにもよく使われているので、探してみましょう。

  • レンコン金平
  • レンコンサラダ
  • レンコンのはさみ揚げ
  • レンコンとひじきの煮物
  • けんちん汁
  • 筑前煮
  • 酢レンコン
  • レンコンチップス

など。

レンコンはドライ野菜や、油で揚げたチップスも製品化されているので探しやすいでしょう。

ご家庭でいただく場合は、皮はなるべくむいてしまわずに、黒い斑点が残るように、表面の泥をよく洗い流してから、調理してくださいね。