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魚は褐色脂肪細胞が脂肪を燃やし正月太り改善に

魚を食べるとダイエットになるという研究は続々と登場していますが、具体的に魚油がカラダにどう影響して、やせやすくなるのかもわかってきました。

この事実を知れば、魚をもっと食べたくなるかもしれません!?

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魚は褐色脂肪細胞に働きかけて脂肪を燃やす!

昨日のブログでヒトの脂肪は、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2つに大別されるということに触れました。

⇒ http://www.vege-bible.net/entry/2018/01/05/070000

昨日の記事では、余分な脂肪を蓄積する白色脂肪細胞について詳しく記述しましたが、本日は褐色脂肪細胞が中心となります。

褐色脂肪細胞とは、白色脂肪細胞とはほぼ逆の働きをし、脂肪を分解してエネルギーとして発散させる働きがあります。

魚を食事から取り入れると、胃腸の感覚神経を刺激するので、交感神経の働きを活発にします。
それに伴って、褐色脂肪細胞は脂肪燃焼作用を高めるのです。

また白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変える働きもあるのではないか?
とも考えられています。
これについてはまだ研究途中ですが、近々確証を得た研究論文が発表されるかもしれませんね。

魚は朝食で食べるのが最も効果的?

伝統的な和食の朝食は、焼き魚がよくついていますが、理にかなっているようで、魚は朝食でいただく方が、カラダへの吸収がよい、というデータがあり、魚油に含まれるEPAの血中濃度が、夕食よりも高くなるようです。
これは血流改善に役立つということですね。

また血中の中性脂肪も、朝食に摂る方が少ないので、太りにくいと考えられます。
これによりメタボ対策につながるでしょう。

魚を食べると筋肉量が増える?

また日本水産の研究によると、 65歳の女性19人を対象に、スケトウダラのすり身を団子にしたスープを3ヶ月、毎日欠かさず飲んでもらい、筋肉量を図ったところ、体内の脂肪除去量が増えていたそうです。
すなわち、脂肪がカラダから確実に減っていたということですね。

特に女性の場合、男性に比べると筋肉量が少ないので、脂肪がなかなか落ちません。
運動習慣がない人の場合は魚を食べて、筋肉をつけるといいでしょう。

毎日、魚を飽きずに食べる食べ方例

戦前までの日本人の食卓は、ほぼ毎日、魚を食べていました。
鯛やマグロはめったに口にできませんでしたが、旬の時期の魚がいつも食卓に並んでいましたし、魚の干物や乾物も利用されていました。

冬が旬の魚は以下の通りです。

  • はまち(いなだ)
  • サケ
  • コハダ
  • 金目鯛
  • さわら
  • タラ
  • ぶり
  • わかさぎ
  • ししゃも
  • ひらめ
  • ふぐ
  • あんこう

などです。
ふぐやあんこうは高級魚となり、ご家庭での処理は大変なので、外食時にいただくといいですね。

それ以外の魚は今の時期のスーパーで買いやすい魚です。

旬の時期だと国内産で天然ものがいただけるのも醍醐味ですね。
干物にすると、あじやサンマなど季節はずれのものもいただけるので、毎日飽きないよう、お料理の仕方も変えて楽しんでみましょう。

  • アクアパッツァ
    あさりなどの貝類と旬の魚の切り身をキノコや角切りトマトと一緒にレンジでチンすれば、立派なメインディッシュに
  • ムニエル
  • ステーキ風
  • 燻製シートを使ってオーブン焼きに
  • 大根おろしと出し醤油で、みぞれ煮に
  • 照り焼き
  • 塩焼き
  • お鍋の具に
  • 炊き込みご飯

ダイエット中は肉類の飽和脂肪酸を控えた方がいいので、目標体重になるまで、メインディッシュ(主菜)に魚を取り入れるといいでしょう。

そして、朝食に取り入れる余裕があれば、その方が褐色脂肪細胞の働きが活発化してダイエット効果が増すので、2018年は、朝から魚料理をいただく余裕をもって、早起きしてみるのもいいかもしれませんね。