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ビタミンAは目と肌の美容液的存在?緑黄色野菜や鰻に

ビタミンAと聞くと緑黄色野菜を思浮かべる方も多いことでしょう。
ビタミンAそのものは鰻やあんこうなど動物性食品に多く含まれますが、緑黄色野菜のβ-カロテンなどは、体内でビタミンA様に働くのです。

免疫機能を高める機能もあり、目や肌にとっても重要な美容液のような存在です。

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動物性食品ではレチノール系、野菜類ではβ-カロテン

美容液成分としてレチノールやレチナール、レチノイン酸といった成分をよく聞くことでしょう。
レチノールは鰻やアンコウ、ホタルイカなど、動物性食品(特に滋養にいいと言われる魚介類)などに含まれ、体内でビタミンAとして働きます。

一方の緑黄色野菜などの植物の中にはβ-カロテンが含まれ、これが体内に入るとビタミンA様として働きます。
にんじん、パプリカ、モロヘイヤ、ほうれん草などに多く含まれていますね。

ビタミンAは「目のビタミン」?

目は光を感知しますが、それにビタミンAが関与しています。
ビタミンAは角膜の上皮細胞の極小さな傷を修復したり、目の細胞が酸化するのを防ぎます。
かすみ目や、ドライアイになると上記の傷が無数にできて、光がまぶしく感じたり、痛みを伴ったりします。
これはビタミンAが不足しているサインともいえるでしょう。

肌の修復作用にも!

ビタミンAは皮膚の奥にある真皮層の粘膜を健康に保つ働きもあります。
直接ビタミンAを皮膚に塗ると、細胞の代謝がよくなり、シワが薄くなるという研究もあり、そのため、美容液や化粧水、クリームなどの基礎化粧品に、レチノール類(ビタミンA)が使われているのですね。

ビタミンAは摂りすぎに注意!?

ビタミンAは摂りすぎてしまうと、逆に肝機能が低下したり、関節や骨の傷みの原因になることもあります。
また妊婦さんではビタミンA量が規制される場合もありますね。

そして免疫細胞を活性化させるので、適量ですと、風邪やウイルス予防となりますが、過剰に摂りすぎると、免疫活動が活性化しすぎて、炎症を起こすこともあります。
稀なケースだとは思いますが、元気がないからと言って、鰻やアンコウを毎日食べるなどは避けるようにしましょう。

しかし、緑黄色野菜のβ-カロテンは少々食べ過ぎても、鰻やアンコウほどの含有量がないので、さほど心配はないでしょう。

ビタミンAを多くむ食べ物とは?

  • アンコウ(キモ)1切れ(約50g)4200㎍RAE
  • 鰻のかばやき1食分(約100g)1500㎍RAE
  • ホタルイカ1食分(約50g)950㎍RAE
  • かぼちゃ 1食平均100g 730㎍RAE
  • モロヘイヤ 1食平均50g 420㎍RAE
  • にんじん 1食平均1/4本(約50g)349㎍RAE

などとなっています。

鰻やアンコウは、たまのご馳走にいただいて、緑黄色野菜などからビタミンAの適量をとって、目や肌の健康、そして免疫機能の安定化に努めたいですね。