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”クコの実”摂取で光による目のトラブルや白内障予防

スマホやパソコン、TV、タブレット、ゲーム機...と今や電子機器から発する光で、高齢者の目のトラブルだけではなく、若年層の目もダメージも深刻化してきていますね。
クコの実を摂取しておくと、目のトラブルの改善に向かうかもしれません!?

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クコの実とは?

中華粥のトッピングでおなじみの”クコの実”は、欧米でも「ゴジベリー」という名で人気で、スーパーフードにもなっていますね。

クコの実は中国では古来より漢方としても愛用されており、「不老長寿の妙薬」と称され、アンチエイジングはもちろん、冷え予防や健胃作用のある実として知られていました。
また眼精疲労にもいいとされていましたが、特に光による目のダメージ回復や予防にいいこともわかってきました。

クコの実の美しい赤色はカロテノイドによるもので、体内ではビタミンA様に働き、強い抗酸化作用があります。
また目の網膜はカロテノイドをはじめとしたビタミンAを必要としているので、クコの実は目の健康を保つのに、ピッタリなベリー類となるのです。

またゼアキサンチンも含まれ、目の黄斑部(おうはんぶ)を守る働きもあります。

増え続ける目のトラブルの正体は紫外線も!

私たちの目のトラブルは、電子機器による光の影響もありますが、環境汚染の影響もあります。
例えば、オゾン層の破壊で、有害紫外線が地表に達して、白内障の人口が世界的に増えているという懸念もあります。

白内障の予防や改善には、前述のカロテノイドを含むビタミンAが必要となります。

また「加齢黄斑変性」という目の病気は、名前の通り、本来は高齢者に多いものでした。
しかし黄斑部は網膜内の光を感じる視細胞が集まる部位です。
電子機器の使い過ぎや、夜遅くまで照明の明るい部屋や飲食店内で過ごしていたり、日中の有害紫外線の影響で、現代人は眠っている以外の時間を、強い有害な光にさらされていることになります。
そのため、黄斑部の視神経は疲れきっているのです。

クコの実に含まれるゼアキサンチンは、疲れた黄斑部を守る機能が期待できるでしょう。

クコの実の食べ方

クコの実は、欧米から輸入されたスーパーフード「ゴジベリー」として売られているものはやや高価ですが、一般のスーパーの中華食材売り場の「クコの実」として売られているものはリーズナブルです。
筆者はそのままドライフルーツのように食べるのも好きですが、熱湯を注いで生姜とハチミツを入れていただくのも好きですね。

保存食としては、お好きなビネガーとハチミツを入れて密封し、貯蔵しておくのもいいでしょう。
またお湯で戻してから、レーズンのように焼き菓子に使うと美容おやつにもなります。

クコの実はそのまま食べると、グミのように歯にひっかかる場合もありますが、お湯でふやかしてからいただくと、酸味がなくなり、カラダへの吸収もよくなるそうです。

クコの実はやや酸味が強いので、空腹時よりも、食事と一緒にトッピングで利用したり、デザートとして食事の最後にいただくといいでしょう。

クコの実は便をゆるくする働きもあるので、美腸作用も望めますが、食べすぎると下痢の症状を引き起こすので、スプーン1杯程度で十分です。

目のトラブルがひどい方は、毎日少量を続けて食べるのもいいですが、保存食としてストックしておき、目の不調がひどい場合だけ食べるのもいいですね。

さいごに

 便利な世の中になりましたが、その代償として環境破壊が起こり、その被害がまた人の目の不調としてふりかかっています。

これも一種の地球環境の循環なのかもしれませんね。

目のトラブルは高齢者だけではなく、有害な光が充満する近年では、若年層といわず、子どもの頃からケアしておく必要があります。
食べやすい形でクコの実を利用して目の健康に役立てましょう。