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毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

冬のムクミは糖質オフが原因?食べ方のポイントとは

同じような身長と体重であっても、太って見える人と、ほっそり見える人がいますね。
これは、目に見えてわかる「ムクミ」が原因の一つかもしれません。
他に筋肉がゆるんでいて、体重のわりに体脂肪が多いなどもあげられますが、本日は、冬の「ムクミ」についてクローズアップいたします。

目標体重まで落ちているのに、イマイチ見た目が変わらないのはなぜ?
と思っている方もムクミが原因かもしれませんね。

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糖質を抜きすぎている?

糖質オフブームで、ご飯やパンの主食を抜いて、おかずや野菜ばかり食べる人が増えましたね。
しかし必要以上に抜きすぎていないでしょうか?
パンやスイーツ(洋菓子)は、日本人ならさほどDNAに適していないので、完全にカットしても問題はないと思いますが、ご飯を抜きすぎるとそこから得られる糖質、特にグルコースが不足し、脳の栄養はもちろん、筋肉を造る力もカットしてしまうことになり、かえってブヨブヨと締まりのないカラダになるかもしれません。

また、ご飯は冷めていく過程で「レジスタントスターチ」という食物繊維とほぼ同じ働きをする難消化性デンプンが含まれているので、便通をよくしてくれます。

糖質オフを実践している方は、パンやスイーツを完全カットして、ご飯は、おむすびやお弁当のご飯など、冷めても美味しい状態のものを取り入れてみましょう。

偏ったダイエットで栄養不足に?

2018年も、様々なダイエットがはやりそうですが、近年、毎日同じものを食べる「ばっかり食べ」のダイエットが傾向としてありますね。
また、一定のものを抜く、「〇〇抜きダイエット」もあります。

よく研究機関の論文では、動物実験や、ある一定の病気に罹患した患者さんに、同じものを食べてもらい、調査することがあるので、勘違いしてしまうこともあるかもしれません。

それらの論文は、そのものだけを食べましょう! と結論づけているわけではなく、毎日の食生活の1部に取り入れることを推奨しているので、「ばっかり食べ」の推奨ではないのです。

5大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル)のバランス、そして和食の基本「一汁三菜」を元に洋食やコンビニ食でも考えて食べてみましょう。

炭水化物を6割にするとムクミ対策に?

糖質オフの観点から見ると「信じられない!」と思われるかもしれませんが、国が推奨している特に3つの栄養バランスである炭水化物・脂質・タンパク質では、炭水化物から6割摂るように推奨されています。

炭水化物を、冷たいご飯で摂れば、たとえ野菜が不足していても食物繊維と似た成分が摂れるので、少量のお肉や魚と具だくさんのみそ汁かスープを取り入れれば、十分です。

冷たいご飯で炭水化物を6割にすると、おのずとおかずの量が減るので、塩分の摂取が控えられ、ムクミ改善にもつながるでしょう。

健康情報に振り回せて食べ過ぎていませんか?

かつて「一日30品目」が推奨されていましたが、国はもう、この推奨を取り下げています。
意外とまだ知らない人も多いですが、この取り組みは、国民の食べ過ぎにつながり、かえって肥満者や糖尿病の患者が増えたため、取り下げられているのです。

本来、この取り組みも、「たくさんの種類のものを少量ずつ食べる」ことを目的としていたのですが、国民には、単に、「たくさん食べましょう」としか映らなかったのかもしれませんね。

最新の国からの栄養情報もバージョンアップしておきましょう。

さいごに

やみくもに、ムクミ対策と題して「減塩」を意識しすぎると、調べるのも大変ですし、食事も味気ないものになってしまいます。

食事は生きていくために必要なものですが、楽しむものでもあります。

それにムクミの原因は塩分や水分のとりすぎだけが原因でもありません。

本来、日本人が主食にしていたご飯をきちんと食べて、食べ過ぎていた、味付けの濃いおかず類を減らしていけば、おのずとムクミは解消していくでしょう。