空気の乾燥によるドライアイや、花粉症での目のかゆみ、そしてスマホによる眼精疲労と、私たちの瞳はいつも酷使されていますね。
白目がにごって見え、黒目の輝きが足りないのは、目薬だけでは改善できないでしょう。
瞳の健康も内側から!
瞳を潤したり、視神経を司る栄養成分も食べ物から補っておきましょう。
不健康な瞳になりやすい習慣とは?
- スマホやパソコンの使用頻度が高い
⇒ 白目が充血しやすくなります。 - コンタクトレンズを装着する時、まぶたを引っ張りすぎている
⇒ 黒目の面積が小さくなる? - アイメイク用のクレンジングでゴシゴシ
⇒ 目じりのシワができやすくなります - お酒の飲みすぎ!
⇒ お酒を飲みすぎると、肝臓が弱り、白目が黄色く濁ってきます。
また、まぶたが下がってくるので、目元美人から遠ざかるかもしれません。 - つけまつげ、まつげエクステ
⇒ 瞳の水晶体を傷つける・マイボーム腺による皮脂分泌の欠如
つけまつげやエクステは、きちんと装着されていないと、洗顔の時や、まばたきの時に、水晶体が傷つきます。
まばたきは、1日に何万回とするので、特に注意しましょう。
そしてこれらによって、まつげの生え際にあるマイボーム腺から、まつげや瞳に必要な皮脂が分泌されなくなり、自身のまつげの伸びが悪くなったり、脱毛原因、そして瞳の輝きが失われるかもしれません。
以上の習慣は、心当たりのある方も多いでしょう。
スマホやパソコン、空気の乾燥、花粉症は、代表的な目のトラブルの原因ですが、コンタクトやアイメイク、エクステなど、オシャレが災いすることもあるので、注意したいですね。
瞳を健康にする食べ物
目の不調は、目薬に頼りがちですが、涙や目の粘膜などは体内からつくられるので、やはり日頃の食べ物は大切です。
- ほうれん草などの緑黄色野菜
ほうれん草をはじめ、緑黄色野菜には、黄色の色素成分でもある「ルテイン」が含まれます。
ルテインは、紫外線や、電化製品からの強い光から瞳を守る効果が期待されています。
また視神経に働きかけ、かすみ目の予防となり、水晶体のピントハズレ予防に期待できます。
電化製品はスマホやパソコンだけではなく、部屋の電気、電子レンジ、夜間のヘッドライトなども含まれます。
光が必要以上に「まぶしい」と感じる方はルテイン不足かもしれないので、ほうれん草などの緑黄色野菜をしっかりと食べておきましょう。 - カツオ出汁
カツオに含まれる「アンセリン」という成分に、眼精疲労の予防や改善が期待できます。
疲れて目が充血している方は、カツオ出汁を含んだメニューで澄んだ瞳に戻しておきましょう。また花粉症による目のかゆみ対策にもなります。
みそ汁、すまし汁、煮物、うどんや蕎麦の出汁など、和食のお惣菜に含まれます。
メニューによっては、塩分過多になりますが、カツオ出汁のエキスだけでも効果が期待できるので、適宜取り入れてみましょう。
ほうれん草のお浸しなら、カツオ出汁も一緒に取れてオススメです。 - 朝の果物
「朝の果物は金」という謂れがあるように、程度の糖質で、シャッキリと目覚めることができます。
糖質オフブームで、果物の糖質が悪者扱いされていますが、糖質の少ない果物を取り入れるといいでしょう。
いちごや、みかん、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類がいいですね。
柑橘類の果物は、前述のルテインを含むものもあるので、ピンクグレープフルーツなどを取り入れてみてください。
さいごに
スマホやパソコンを使う時は、姿勢が悪くなりますが、首を折り曲げず、そして上目遣いにならないような姿勢にするとドライアイや目の充血が起こりにくいと言われています。
また、目を温めるとリラックスできるので、入浴時に、温かいタオルで目を湿布したり、アイマスクや、おうちエステの目の温感美容を取り入れるのもいいでしょう。
瞳は「ものを見る」という日常生活でかなり大切な部分を担っているので、くれぐれも酷使せず、過度なオシャレで傷つけないよう、気をつけましょう。