関東地方は春一番が過ぎ去り、急に日差しが強くなったように感じますね。
花粉症で悩む方も多いですが、季節の変わり目に起こる「ゆらぎ肌」もお困りではありませんか?
ストレスや気候など、外気の影響でカラダ全体の免疫力が下がる時期なので、肌のバリア機能も低下しやすいと考えられています。
生活習慣や食事での栄養成分の組み合わせで、ある程度改善できるので見て行きましょう!
「ゆらぎ肌」を起こしやすい生活習慣とは?
- 腸内環境が悪い
昔から腸のキレイさが肌のキレイさと直結する!
と言われていますが、女性に多い便秘は、ゆらぎ肌の一番の原因と言えるほど問題ですね。
腸内環境が悪いと、体に良いものを食べていても栄養が吸収されません。
最近、ファスティング(プチ断食)がまた見直されているので、便秘がひどい方は、改善するまで、1週間ほど夕食を抜いたり、1日だけ砂糖を含まない飲み物だけで過ごすと改善が早いでしょう。
以下に述べる他の食べ物や改善食は、プチ断食の終了後、取り入れてみてください。 - 野菜と果物不足
生の野菜や果物からは酵素が摂れますし、加熱後の野菜でも食物繊維で便量を増やすことができるので、便秘の改善につながるかもしれません。
特に生の野菜や果物から得られるビタミンCは、肌のコラーゲン生成に役立つので、ゆらぎ肌改善にいいでしょう。 - 営業職の方や、屋外スポーツで外にいる機会が多い
温度や気候の変化、花粉やPM2.5、黄砂など、目に見えない粒子は知らずに肌についているものです。その影響で、肌の状態が不安定になることがあります。
体内と肌機能の免疫力を高めよう!
花粉症などのアレルギーは、体内の免疫が弱いから反応してしまうのですが、同時に花粉症がひどい方は、肌も荒れやすくなります。
免疫自体が弱いと、風邪や、他の不調も起こしやすくなるので、以下を参考に改善してみてください。
- 腸内環境を整える食事
「美腸=美肌」と言われるように、腸をキレイにするのが一番です!
プチ断食でお腹が空くのに耐えられない方は、食物繊維や乳酸菌などデトックス効果のある成分を摂り入れておきましょう。
- 食物繊維…野菜・果物・海草など
- 乳酸菌…ヨーグルト、チーズ、漬物、キムチ
※ヨーグルトやチーズは乳製品なので、人によっては合わない場合もあります。
- 抗酸化物質のある食べ物
抗酸化物質を含む成分は、体内で発生する活性酸素を取り除いて、外気や紫外線のダメージから守ってくれるでしょう。
- ポリフェノール…ベリー類や紫色の野菜や果物に含まれています。
- スルフォラファン…スプラウト類(ブロッコリースプラウトやかいわれ大根)、ベビーリーフ、ブロッコリー、菜の花、キャベツなど
- リコピン…トマト、パプリカ、ピンクグレープフルーツなど
- タンパク質+ミネラル+ビタミン
この3つの栄養成分を意識すると、体内の各器官や、皮膚粘膜が健康に保たれるので、ゆらぎ肌を防いでくれるでしょう。
- タンパク質…大豆類、肉類・魚介類・卵など
※花粉症などアレルギー症状がひどい場合は、一時的に肉類を控えると収まる場合があるので、適宜、体調を見て摂り入れましょう。 - ミネラル(鉄・亜鉛など)…肉類・魚介類・海藻類・緑の濃い葉野菜
- ビタミン(A・B群・C・D・E)…緑黄色野菜、キノコ類、果物全般
- タンパク質…大豆類、肉類・魚介類・卵など
さいごに
自炊で食材を揃えるのは、大変かもしれませんが、デパ地下のデリ、スーパーやコンビニのお惣菜でも、何を選ぶかで、食生活の質はグッとよくなります。
まずは腸をキレイにして、ゆらぎ肌の改善へと導きましょう!