女性も30代後半あたりから、薄毛に悩む方がいらっしゃいますね。
女性の場合、まんべんなく抜けていくので、頭皮が透けていくような状態になっていきます。
朝にシャンプーをすると、髪が抜けやすい、と考えられているので、女性も男性も、「朝シャン派」の方は、頭皮を紫外線から守るためにも、即、夜に切り替えると、抜け毛は減るかもしれません!?
帽子、日傘は3月から必要?
3月に入ると、冬場と違って、太陽からの日差しがきつくなってきます。
4月の紫外線が一番、きつい、と言われるように、3月はそれに向かっているので、夏と同じぐらいの日差し?と考えておいてもいいでしょう。
まだ寒い日もあるので、帽子や日傘を活用している人は極、少数派ですが、頭皮のためには今から使い始めてもいいかもしれません。
髪の油分は分泌に5~6時間かかる
頭皮に直射日光が当たると、髪が密集してはいますが、やはり紫外線による活性酸などは受けるので、毛根にダメージを受けることになります。
頭皮には髪の毛穴から油分が分泌されますが、その油分が毛根を守り、また油分が髪を伝って、毛先まで潤す役目も果たしています。
頭皮から油分が分泌されるのは、顔よりも遅く、5~6時間かかると考えられています。
朝にシャンプーすると、通勤時にはまだ、頭皮から油分が分泌されていないので、髪を守れず、抜けやすくなるようです。
夜に髪を洗う理由とは?
一方、夜に髪を洗っておくと、睡眠中に、油分が毛先まで伝う他、頭皮の油分もいい感じで潤うので、髪も必要以上に抜けずに守られるでしょう。
この時に頭皮が汚れていると、成長を妨げることになってしまいます。
そして夜は、その日に食事から得た栄養成分が、眠っている間に分泌される成長ホルモンとして分泌されるので、毛根から美しい髪を紡ぎ出してくれるのです。
これはシャンプーやトリートメントの質だけではなく、生活習慣の問題でもありますね。
成長ホルモンは、二十歳を境に、加齢と共に分泌が減っています。
そのため、30代後半から抜け毛が増えていくのです。
髪も頭皮とくっついている毛根部は、細胞の生まれ変わりがあるので、一定量は毎日、抜けていき、そして新しい髪も生まれてきます。
しかし必要以上に抜けてしまうと、新しい髪の誕生の数が追い付けず、薄毛になっていくのですね。
30代からは特に、成長ホルモンの恩恵を受けれるよう、夜のシャンプーに切り替えて、頭皮を清潔に、髪の生まれ変わりを助け、日中のダメージを最小限にするよう、努めましょう!
毎日の食事からタンパク質とビタミンB群を!
すべての食事内容から得た栄養成分が成長ホルモンや髪の細胞になるわけではありあmせん。
3度の食事をきちんとしていても、栄養が偏っていたり、ご飯の代わりにお菓子を食べたり、パン食で済ませていると、成長ホルモンも髪も、良い環境にはなりません。
毛根から、美しい髪を伸ばすには、「毛母細胞」という細胞を活性化させる必要があります。
細胞はビタミンB群が補酵素となって活性するので、ビタミンB群を食事から摂るようにしましょう。
- ビタミンB1:豚肉、玄米、雑穀類、大豆類
豚肉は、時として、酸化しやすい油分として、悪く出る場合もあるので、雑穀ご飯やシリアル、玄米、大豆製品などから摂るのもいいでしょう。 - ビタミンB2:納豆、大豆類
- ビタミンB6:まぐろ、かつお、カツオ出汁など
- ビタミンB12:貝類(あさり、しじみ、はまぐりなど)
- ビオチン:卵黄、大豆、はちみつ(特にロイヤルゼリー)
ビオチンもビタミンB群の一種ですが、特にタンパク質を合成して髪を造るのに必須とされています。卵や大豆製品からしっかり摂っておきましょう。
食品添加物は髪の成長を妨げる?
抜け毛と共に悩みの原因となるのが白髪ですね。
頭皮の組織から、黒髪にするメラニン生成の機能をなくした毛穴からは、もう黒髪は生えず、白髪しか生えない、と考えられています。
こうした現象は、日頃の食事から食品添加物を多く摂っていたり、化学薬品や鉱物油まみれの整髪料、シャンプー、トリートメントを使った後遺症とも言われています。
シャンプーや整髪料は、オーガニックのものや、無添加のものを選ぶようにしましょう。
そして食品添加物は、コンビニ食やインスタント食品で済ませる人は保存料として、必ず食品添加物が含まれます。
自炊でも、クッ●ドゥや、餃子の具のもと、●●鍋のもと、など便利な合成調味料を使っていませんか?
これらも食品添加物が多いので、せっかく野菜や新鮮な肉や魚介類を使っていても、多用するとカラダへの害、そして髪の成長も妨げるかもしれません。
割高でも、デパ地下デリや、手作りのお惣菜を提供しているスーパーなどで買うようにしましょう。
さいごに
便利な世の中になったので、自炊すると時間のかかるお惣菜も気軽に買えるようになりました。
値段の安いものは、食品添加物を入れて大量生産している可能性が高いので、たまに利用する程度にとどめ、髪のためにも、賢い生活者となって、買うべきものを吟味してみましょう。