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花粉、PM2.5大気汚染から健康を守る食べ物は?

桜が各地で開花して、楽しみな季節となりましたが、花粉症の方は、桜の花粉にも反応してしまうことがあるので、対策が必要ですね。
また、以前ほど注意喚起が促されなくなりましたが、黄砂やPM2.5といった大気汚染から健康被害や肌荒れが起こるので、風の強い日は気を付けておきたいですね。
お部屋のカーテンが黒くなったり、フローリングのふき掃除をすると、ぞうきんが黒くなるのは、少なからずこうした環境汚染の影響かもしれません。
カーテンが黒くなるように、髪や肌、そして呼吸から肺の中が知らずに汚染されるのは避けたいところです。

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PM2.5とは?

春は風の強い日が多いので、外を歩いていると目が痛く感じたことはありませんか?
花粉症ではないのに、のどがいがらっぽいのは、風邪ではなく、大気汚染かもしれません。

特に都心部では、車の交通量が多いので大気汚染からのケアも必要でしょう。
PM2.5は、車の排気ガスなどに含まれる「粒子状物質」のことをいい、極めて小さな粒子です。
以前から猛威を振るっている「黄砂」と、排気ガスの粒子が化学反応を起こして有害な「PM2.5」が生み出されます。
日本での暫定指針はPM2.5の1日平均値が70μgを超えると不要な外出を控えるなどの注意喚起が、ニュースなどで呼びかけられます。

黄砂は中国大陸から風に乗って日本にやってきますが、日本にも当然ですが、土は存在するので、風の強い日は、土と車などの排気ガスが一緒になって、PM2.5と似た有害物質は、常に舞っていると考えて、対策をしておきましょう。

大気汚染による健康被害

子どもの頃、喘息や気管支炎に悩まされた方は特に要注意です。
健康な人でも、PM2.5のような有害物質を含んだ空気を吸い込むと、喉や鼻を刺激してしまいます。
そのため、肺の奥の気管支まで入り込み、気管支炎を引き起こす可能性が高まるのです。

花粉症ではなくても、マスクは常につけている方がいいかもしれません。

ひどくなると、タバコを吸わない方でも、肺ガンのリスクが高まるかもしれないのです。

またNHKの調査では、一度インフルエンザにかかった人が、環境汚染された空気を吸い込むと再発するケースが2倍以上に上るということです。

今年、インフルエンザに罹った人は、今は健康でも、風の強い日は特にマスクをして外出し、予防しておきましょう。

髪や肌、衣類にはダイレクトに影響

花粉が髪につくのは、よく知られていますが、スギ花粉の1日平均が40μmに対して、PM2.5は70μmと言われています。
髪や顔の肌も常に外気にさらされている部分なので、帽子、マスクやサングラスなどで、できる限りのケアが必要かもしれません。
顔や髪についた大気汚染は、入浴やシャワーで清潔に保てますが、衣類は特にコートの上着はブラッシングやコロコロなどで、目に見えにくい花粉や外気を落としておきましょう。
花粉や大気汚染物質はウイルスなどの細菌とは違い、除菌スプレーだけでは落ちないのが難点ですね。

部屋の掃除をこまめに

花粉や大気汚染物質は目に見えず、どこにでも入り込みます。
「自宅は安全」と思いたいですが、前述のようにカーテンやフローリングはすぐに黒くなるので、実は、一番危険かもしれませんね。

対策は以下の通りです。

  • 空気清浄機を活用する。
  • 洗濯物はなるべく中干しに。
    匂いがこもるので、殺菌性のあるミストをふっておきましょう。
  • 直接肌に触れる下着やタオル類はできる限り外気から守りましょう。
  • 窓をあけて換気したときに、花粉や大気汚染物質がたっぷりとカーテンについているかもしれません。カーテンを洗う機会を増やしましょう。
  • 掃除機だけでは有害な粒子は取り除けないので、床掃除の際は、モップや雑巾がけも取り入れてみましょう。
  • 家具やクローゼットの扉をふくと、意外と黒いかもしれません!?
    ソファやベット、クッションなどの布製のものはコロコロ(粘着テープ)を用いて掃除しましょう。

皮膚や喉、鼻の粘膜を健康にする食べ物

ビタミンACEがそろう食事を心がけると、抗酸化作用があり、皮膚をはじめ各器官の粘膜を健康に保つ作用が期待できます。

  • ビタミンA(β‐カロテンを含む)
    ウナギ、アナゴ、マグロ
    β‐カロテンでは、緑黄色野菜全般(にんじん、かぼちゃ、春菊、ほうれん草、小松菜、オクラなど)
  • ビタミンC
    果物、野菜全般とさつまいも、じゃがいもなど
  • ビタミンE
    かぼちゃ、にんじん、オリーブオイル、ゴマ、ゴマ油、ナッツ類

他に、ネバネバした食材に含まれるムコ多糖類も粘膜を健康に保つ作用や健胃作用が期待できます。
オクラ、なめこ、納豆、海藻類などです。夏野菜なのでまだ市場に出回っていませんが、モロヘイヤやつるむらさきなども同様にネバネバ食材です。

さいごに

神経質になると、部屋の掃除も、食事の支度も大変になってしまいますが、できる範囲内で上記のことを取り入れてみましょう。

洗濯物の中干しとか、緑黄色野菜を食べる、など簡単なケアを一つでも増やしておくと大気汚染からご自分の健康や家族の健康も守れるでしょう。