オートミールと言えば、朝食にミルクをかけて食べる、というイメージがありますが、
元々、イギリスではオーツ麦をおかゆのようにして朝食で食べる風習があり、それに由来しているようですね。
オートミールは、優れた栄養素がバランスよく含まれています。
また、小麦のようにグルテンの含量が極めて低いので、グルテンフリーの点からもいいでしょう。
オートミールとは?
日本ではシリアルの印象がある「オートミール」。
短期間で実践するダイエット食に用いられ、栄養バランスは抜群です。
オーツ麦がベースの雑穀で、タンパク質、鉄、カルシウム、ビタミンEの含有量が高くなっています。
オーツ麦は、イネ科の一年草で、名前に「麦」とつきますが、小麦や大麦とはまた別物です。
大麦と同様、グルテンの含有量は極めて低く、小麦製品のようにグルテンの心配は少ないでしょう。
麦類というより、雑穀として扱われることが多いようです。
ダイエットバーなどの加工食品にもよく使われますが、単品で摂取するよりも、新鮮なオイル分や他の食品からのタンパク質摂取、フルーツや野菜などのビタミンCやβ-カロテンなどと組み合わせましょう。
オートミールは新生活での「プチうつ」や冷え対策に
これから新生活の始まる春は、季節の変わり目でもあり、また年度の切り替えも重なるので、気候と環境でイライラする人が増えやすいですね。
また暖かい日もあれば真冬並みの寒さの日もあり冷え対策はまだまだ必須です。
そんな冷えとイライラ、両方を緩和してくれるのが、オートミール。
血流がキレイになり、新陳代謝も良くなり、脂肪燃焼作用も期待できるので、体調がよくなってくるでしょう。
体調がよくなると、おのずとイライラも減ってきますよね。
体力の衰えも回復してくれるので、エネルギッシュになれるでしょう。
オートミールを食材として取り入れる
オートミールは、シリアルのように、ミルクや豆乳をかけたり、他のナッツやフルーツと共に食べるのもいいですが、お料理の具材や他の食べ方もトライしてみましょう。
- オートミールを水で戻して柔らかくし、ハンバーグやツナバーグに入れる。
- イギリス伝統「ポリッシュ」のアレンジ版として、リゾットや雑炊のお米がわりに使用してみましょう。
- シチューや、カレー、ミネストローネなどの煮込み料理の具の1つとして取り入れてみましょう。
さいごに
新生活に伴い、期待もありますが、不安を抱える方も多いことでしょう。
春の「プチうつ」に陥らないように、心とカラダに優しい、オートミール料理で、気分を和らげ、和やかな新生活をスタートさせたいですね。