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夜のお酒は睡眠障害に?女性は月経中の悪酔いに注意

今週のお題「お花見」

今年は、桜シーズンが早く到来しましたが、気候がいいので、まだお花見の宴会や、歓迎会など、お酒の席は多いでしょう。

そこで注意したいのが、お酒の飲みすぎですよね。
夜のお酒は不眠の原因にもなりますし、特に女性は月経中は、悪酔いしやすいのでご注意!

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寝酒は不眠症の原因に?

ここ数年、「睡眠障害」が問題になっており、不眠症の方が続出していますね。
原因は主にストレスで、人によって、状況は様々ですが、その中にお酒の飲みすぎや、寝酒なども挙げられています。

寝酒の場合は文字通り、寝る前にアルコールを取ることで、カラダにアルコールが回って来ると、いい感じで眠くなるので、入眠までの時間が短縮されます。

ここまでなら、寝る前のお酒は、入眠効果があって、いいように思いますね。
眠りは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返していて、深い眠りの期間が「ノンレム睡眠」のほうです。
これが、朝の起床時間まで何回か繰り返されますが、3度目や4度目のサイクルの時に「徐派睡眠(じょはすいみん)」と言って、一番深い睡眠に入ります。

しかし、寝る前にお酒を飲んでいると、この徐派睡眠が訪れにくくなるのです。
1度目か2度目のサイクルのノンレム睡眠の後、レム睡眠の時間が長くなり、浅い眠りが続いてしまうのです。
そうると、次のノンレム睡眠が来ないので、当然、徐派睡眠も来ない、というカラクリになるのです。

夜のお酒の飲みすぎも、同様のカラクリ?

以上は、「寝酒」についてのことですが、宴会や同僚との飲み、女子会でのお酒の飲みすぎも、帰宅した時は、酔っぱらっていて、すぐに眠ることができるかもしれませんが、同様の状況が起きやすいと考えられています。

睡眠が浅いので、次の日に「二日酔い」になりやすいのですね。

また、連日飲み歩いたり、寝酒がクセになっている人は、やがて悪い「生活習慣」となり、アルコール依存症や、「過覚醒(かかくせい)」と呼ばれる、心身の緊張状態がひたすら続くことになります。

不眠症の方は、イライラやネガティブ思考など、うつ状態になりやすいので、こうしたカラクリがあるので、覚えておきましょう。

月経中は悪酔いしやすい?

女性の場合は、上記のことに加え、月経中に悪酔いしやすいことがわかっています。

また、月経の一週間前の時期は「PMS」(月経前症候群)になりやすく、普段お酒を飲まない人も、イライラの辛さから、お酒に頼ってしまう人が出てきます。
40代後半から50代は、更年期にさしかかっていくので、この年代の方も、アルコール依存症になりやすい、と考えられています。

更年期や月経時、そしてPMSの時期は、女性ホルモンの分泌量の影響で、「プロスタグランジン」という生理活性物質が活性化しやすくなり、頭痛やイライラを引き起こします。
これにアルコールが加わると、これらの症状が助長されやすくなり、悪酔いするのです。

こうした状態では、睡眠障害に陥りやすくなるのがわかりますよね。
そして、妊活中や妊娠中の女性もアルコールは徹底して控えるようにしましょう。

さいごに

「悪酔いしそうだな?」と思ったら、空腹時にいきなりお酒を飲むのではなく、居酒屋などで出される、野菜を使った「お通し」を、必ず先にお腹に入れておきましょう。
野菜スティックや、サラダ、野菜のお浸しや煮物など、食物繊維を先にお腹にいれておくと、クッション役となり、胃腸へのダメージも軽減されるでしょう。
また、お酒と共に、から揚げなどの揚げ物を食べると、中性脂肪になりやすいので、そのためにも、先に野菜を食べておくと、予防効果が望めるでしょう。

ビールなら中ジョッキ1杯程度、グラスワインなら3杯程度が適量と言われているので、できる限り、適量を守って、宴会やお花見を楽しんでください。