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歯周病はコラーゲンと唾液の減少が原因?改善食とは

加齢とともに、歯と歯の間に隙間ができたり、歯茎がゆるい感じで、締りがなくなってくる現象は、歯周病の1つかもしれません。
また食生活の偏りで、カラダのコラーゲン量や唾液量が減少していると、同じような現象が起きると考えられています。
どんな食べ物が予防や改善となるのでしょうか?

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虫歯や歯周病の原因は歯茎が下がること?

虫歯や歯周病は、甘いものの食べ過ぎや、歯の磨き残しなど、多くの人が知っている原因もありますが、他に、体内のコラーゲン量や唾液量が減ることも原因に挙がっています。

まず、コラーゲン量が減ると、歯茎が下がり、歯並びに影響して、歯と歯の隙間があいたり、歯茎から歯に必要な栄養成分などが届かないので、虫歯になりやすいと考えられています。
コラーゲンは皮膚組織の粘膜を支えることで有名ですが、歯茎や体内の各臓器も粘膜が存在するので、やはりコラーゲンが支えてくれているのです。
コラーゲンは、肉や魚介類を食べると増えると思っている人も多いですが、動物性食品から摂っても、すぐにヒトのコラーゲンとはなりません。
野菜不足などで起こるビタミンC不足なども起因してくるので、歯や口内の健康も栄養バランスのとれた食事が必要なのです。

また、朝晩の歯磨きは基本ですが、歯と歯茎の間をしっかりブラッシングすることでも「歯茎が下がる」現象は、ある程度予防できるでしょう。

唾液不足も歯茎を下げる?

筆者が子どものころは、煮干しの丸かじりや、リンゴの丸かじりで、歯を丈夫にするよう、両親や祖父母によく言われたものですが、お子さんにあまり噛まなくてもよい、お砂糖たっぷりのお菓子を与えすぎていませんか?
固いものをよく噛んで食べる習慣は、丈夫な歯を育てるとともに、唾液分泌も促すので、小さいころからの習慣が、その後の成人期の習慣となるので、とても大切です。

本来、唾液は加齢とともに減るものではなかったのですが、持病が一つ多くなるごとに、毎日、何かしらの薬を飲むことになるので、その副作用で唾液が減ることがあります。

高齢者に限らず、風邪やインフルエンザ、花粉症などで薬を処方されると、食べ物がおいしく感じなかったり、食べ物を飲み込むときに違和感を感じてしまうのは、症状の影響ではなく、薬の副作用で唾液量が減っているからとも考えられています。

薬の種類が多い人は、副作用によるダメージを受ける前に、近年、医療機関でも、漢方内科やホメオパシーなど医師が自然療法を取り入れている機関も増えてきているので、一度受診するのもいいでしょう。

唾液のことをさほど重大に考える人は少ないかもしれませんが、唾液量が減ると虫歯や歯周病はもちろん、口臭、 口内の細菌の増加、がん細胞の増加などにつながっていきます。
また唾液は本来サラサラとしているものですが、ネバネバ唾液の人も食生活を見直しておきましょう。

歯と歯茎を健康に導く食べ物とは?

  • 固い食べ物
    栄養バランスも大切ですが、まずは丈夫な歯を維持し、歯茎を鍛えるためにも、固くてよく噛まなければいけない食べ物も増やしてもおきましょう。
    • にぼし
    • リンゴ(皮ごと)
    • パン派の方は柔らかいパンよりもフランスパンを
    • クッキーよりも煎餅
    • きゅうりやにんじん、パプリカなどの野菜スティック
  • コラーゲン生成を促す食べ物
    • 納豆、オクラ、モロヘイヤ、なめこなどネバネバした食べ物
    • 肉類や魚介類をビタミンC(野菜や果物)と一緒に摂る
  • 唾液量を増やす食べ物
    • 大根おろし
    • 大根や蕪の漬物

大根や蕪は、唾液成分と同じジアスターゼ(アミラーゼ)という消化酵素を含みますが、加熱すると消失するので、大根おろしや漬物など、生の状態でいただきましょう。

さいごに

「よく噛む」という行為そのものが、唾液の分泌量を増やし、同時にアミラーゼなどの消化酵素も増やしてくれ、歯茎のトレーニングになります。

早食いグセのある人は、固いものを取り入れてトレーニングし、徐々に、一般食や柔らかい食べ物でも、「よく噛む」習慣を身に着けていきましょう。

それに歯磨きタイムをきちんとこなし、甘いものを控えていけば、重篤な歯の病気は防げるでしょう。