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ダークチョコレートで視力回復?米・眼科研究

チョコレートが好きな方は多いと思いますが、カカオ70%以上の高カカオチョコレートをちゃんと選んでいますか?
アメリカの眼科研究で、高カカオなチョコレートに視力の回復が見られた!? という研究発表がありました。
詳細を見てみましょう。

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ダークチョコレートは視力の改善にも期待?

カカオの含有量が高い、ダークチョコレートは、以前から短期的ではありますが、血流を促して、気分を高揚させたり、認知力を向上させることで知られていますね。
アメリカのインカーネイトワード大学では、ダークチョコレートのその作用を見込んで、視力の向上にも繋がるのではないか? と考え、調査を始めました。

2017年6月~8月の間に、約30名を対象に、調査を開始。
ランダムに2つのグループに分け、研究対象となるグループ【A】には、ダークチョコレートを食べてもらい、比較対象となるグループ【B】には、ミルクチョコレートを食べてもらいました。

その2時間後に、様々な視力検査を行ったところ、【A】のダークチョコレートを食べたグループは、【B】グループと比べて、コントラストの識別力と視力が、有意に改善していたということです。

ただし、これは短時間だけの作用で、持続性については、今後の研究課題となるようです。 ※参考文献:『JAMA眼科』2018年4月

視力回復はレーシックなど特殊な医療機器に頼っていましたが、この研究で、カカオによる視力回復の研究が、さらに進むといいですね。

チョコレートの種類

チョコレートは健康にいい!? と思って、せっせとミルクチョコレートを食べていても、糖質過多になるだけかもしれませんね。

また、高カカオと呼ばれるものは「カカオマス」のことを指しています。
カカオマスがチョコレートの茶色い部分を占めているのです。
カカオバター自体は白い脂肪分で、チョコレートを固める働きも担っています。

チョコレートをいろいろ買い揃えて比べてみると、色が違うのに気づくのでしょう。
黒っぽいものほどカカオの含有量が高く、ミルクチョコ―トは明るい赤茶色になっていますね。

ミルクチョコレート

小さなお子さんが食べるチョコレートや、多くのスイーツに使われているチョコレートは、ほとんどが「ミルクチョコレート」と呼ばれるもので、だいたいカカオの含有量は30%前後です。
主成分はチョコレートなのに、砂糖が一番多く、その次に乳脂肪、そしてカカオマスやカカオバターが含まれます。

高カカオチョコレート

高カカオチョコレートとは、近年のカカオブームで、カカオ70%以上のものが該当し、普段、ミルクチョコレートに慣れている方は、かなり「苦い」と感じ、食べられない人もいらっしゃるでしょう。
原材料名欄の表示も、トップに来るのはカカオマスです。
ついで砂糖、カカオバターなどで、製品によっては乳脂肪(ミルク)を少量入れているものもあります。

ダークチョコレート

高カカオチョコレートが話題になる前から「ダークチョコレート」は存在していましたが、だいたいカカオの含有量は40~50%ぐらいです。
やはり原材料名欄を見ると、まだ一番最初に表記されているのが砂糖です。

ホワイトチョコレート

ホワイトチョコレートはカカオマスを一切入れず、カカオバターとミルク、そして砂糖で作られているものになります。(一番多い成分は砂糖)
まろやかな味わいが好きな方も多いと思いますが、カカオマスが一切入っていないので、一般にいう「チョコレートは健康にいい?」の作用はほぼ期待できないでしょう。

さいごに

社会のIT化で、仕事でパソコンを使う人も多くなり、通勤電車や帰宅後も携帯ゲームなどで目を酷使しがちですね。
短時間だけでも、血流が良くなり、視力が回復すると仕事もラクになるので、カカオ成分の高いチョコレートでリラックしてみましょう。
ミルクチョコレートに慣れている人は、高カカオまで行かなくとも、ダークチョコレートを選ぶようにして、少しでもカカオによる視力回復作用の恩恵を受けておきたいですね。