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緑茶は心臓発作や脳卒中を予防?イギリス・研究報告

紅茶の国イギリスから、緑茶に関する研究報告が発表されました。
内容は、緑茶には動脈硬化に関係する心臓発作や脳卒中の予防になる、というものです。
日本でも、高齢者だけではなく、ストレスによる若年層のこうした突然死も増えているようなので、緑茶で予防になればいいですね。

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緑茶のどんな成分が血管に良いのか?

以前から、緑茶の中に、アルツハイマー病患者の脳内に蓄積されてしまう「アミロイド斑」を減らす成分があることがわかっていました。
その成分の名は「エピガロカテキン-3-ガレート」というものです。

その成分が血管壁で、危険性をもったタンパク質プラークを減少させる効果が有意に期待できる、という報告が、イギリスのランカスター大学とリーズ大学の共同研究で発表されたのです。

動脈硬化とは?

動脈硬化とは、心臓や脳の動脈の内側に、コレステロールなど脂肪性物質が溜まって固まり、血液の流れを低下させる疾患です。

動脈硬化が進行してしまうと、危険性を持ったタンパク質の1種「アポリポプロテイン」をできやすくして、アルツハイマー病と似たような構造を持つそうです。
そして血液の流れを制限してしまうので、同時にプラークを不安定にさせて、心臓発作や脳卒中のリスクを高めてしまうようです。

緑茶に含まれるエピガロカテキンの働き

そこで、緑茶のエピガロカテキンの出番です。
エピガロカテキンは「アポリポプロテイン」に結合して、小さな溶けやすい分子に転換されるので、血管壁へのダメージを和らげてくれるそうです。
※参考:『生物化学雑誌』

病気の難しい発生機序はさておき、緑茶に含まれるエピガロカテキンが、血管を詰まらせるもとを断ってくれるようなので、利用したいですね。

緑茶を活用しよう!

緑茶は、古くから日本人が飲んでおり、馴染がありますよね。
カフェインも含みますが、エピガロカテキンを始め、ビタミンCなども含まれるので、美容にも嬉しいお茶です。
またご飯と一緒に飲むと、炊き立てご飯を食べることによる高血糖も防げるので、心臓発作や脳卒中といった重篤な病気の予防以外にも、健康や美容に役立つでしょう。