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ガンや慢性病になりやすい人の悪習慣とは?米・研究

アメリカのノースウェスタン大学の研究で、生活習慣を改善するだけで、心疾患、乳ガン、大腸ガン、前立腺ガンのリスクが有意に下がることがわかってきました。
詳細を見てみましょう。

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ガンや慢性病になりやすい悪習慣とは?

研究では、2012年から2014年の間に、シカゴ在住の成人約210名を対象に、スマホのアプリを使って、生活習慣の統計をとりました。
対象者の平均年齢は41歳、女性76%、大卒率69%でした。

参加者の特徴として、全体に野菜や果物の摂取が少なく、飽和脂肪酸(肉類や乳製品)の摂取量が多く、運動不足で、休日はTVやゲーム、PCなどスクリーンの前で過ごすことが多かったそうです。

これらの生活習慣は、冒頭で述べたガンや慢性病になりやすい傾向にあるので、それを予防するために、対象者にそれらの改善を試み、スマホに記録するよう指示し、キチンと指導プログラムに沿った生活を行えば、毎週5ドルの報酬が与えられました。

生活習慣を見直すだけで、健康度がUP

生活習慣の指導は、はじめの3ヶ月間は、週に1度、スマホデータに入力された報告をもとに、電話による指導を行っていましたが、次の3ヶ月は2週間に1度の電話指導を行いました。
この記録は9ヶ月間、保管され、最後の3ヶ月の電話指導は行われていません。

そのデータを解析した結果、対象者の食生活や運動習慣は大幅に改善され、調査開始前の野菜摂取量は1日2皿未満でしたが、1日平均6.5皿に増えていました。
また飽和脂肪酸の摂取は3.6%減っており、カロリーに関しては全体に8%ほど抑えられていたということです。

そして、休日をスクリーンの前で過ごす時間は、調査開始前の1日平均4.5時間から、3時間弱に減り、そして1日の平均運動時間も、25分長くなっていました。
※参考:『医療インターネット研究雑誌』

さいごに

日本でも死因の上位に挙がっているガンや慢性病も含まれているので、ぜひ参考にして、生活習慣を改めたいですね。

この研究では、プログラムに沿った生活をすれば、報酬をもらえたので頑張れたのかもしれませんが、自力で生活習慣を改める場合も、ちょっとしたご褒美や目標が目の前にあると、悪習慣を改めるキッカケになるかもしれませんね。

女性なら、目標を達成するまで新しい洋服や靴は買わない、旅行は見送る、友人との外食の機会を月に1度の楽しみにする、など工夫してみましょう。

野菜の摂取量を増やしたり、運動する時間を少しでも増やすだけで、将来の苦しい病から逃れられるかもしれないのです。

前述のような調査がエビデンスとして発表されると、生活習慣の改善はやはり大事だな、と納得できます。

少しの工夫で改善できることばかりなので、ぜひ実践してみてください。