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毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

7月10日は「納豆の日」血液サラサラで夏バテ予防

本日、7月10日は「納豆の日」。
少し前までは、「関西人は納豆を食べない」と言われていましたが、近年の発酵食ブームで、納豆の消費は全体に伸びており、関西地方でもその傾向が高くなっています。

納豆は血栓予防になるほど血液をサラサラにする作用があり、熱中症や夏バテを予防したり、ダイエット作用も望めます。
納豆パワーの詳細を見てみましょう。

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ナットウキナーゼは日本で発見された世界に誇る酵素

ナットウキナーゼは名前の通り、納豆から発見された酵素で、1980年に日本で発見されました。
発見されたのが約40年前というだけで、納豆は平安時代には登場していた考えられている古い食材なので、その頃からナットウキナーゼは存在していたわけです。

発見のきっかけとなったのは、納豆に強力な血栓を溶かす作用があることわかり、その成分を詳細に分析した結果、納豆にしか含まれない酵素があることが発見されました。
※参考:『食品機能学 (Nブックス)』2016年建帛社

そうして、納豆にちなんで「ナットウキナーゼ」と命名されたのですね。

血栓とは?

血栓とは、血管の中に何らかの塊ができて、血液の流れを詰まらせてしまう病気です。
その血管の中にできてしまう塊とは、脂質の固まり(主にコレステロール)やカルシウムの塊、また血液自体が凝固したりドロドロしたりと、個人によって塊の種類は様々です。※参考:『エッセンシャル臨床栄養学第8版』2016年医歯薬出版

共通して言えることは、血液をサラサラにしてくれる食べ物を、日頃から食べておくことで予防や改善につながるので、納豆は最適な食べ物と考えられています。

血液をサラサラにしておくことのメリット

血液をサラサラにしておくことは、健康の基本中の基本です。
そうすると、食べ物をきちんと代謝してくれるので、ダイエットにもつながりますし、食べ物から得た栄養成分が、カラダの隅々にまで行きわたるので、肌荒れ予防になったり、免疫力がUPして、風邪や食中毒予防にもなります。

また、夏バテや熱中症も血液のドロドロが原因の1つにあがっているので、血液がサラサラなら、そういった症状にも陥りにくいことがわかりますね。

特に女性の方は、貧血や冷房による冷え対策にも血流はサラサラにしておく必要があります。

そういった意味でも納豆が役に立つでしょう。

納豆は夜に食べると、より効果的?

日本生物科学研究所の調べによると、ナットウキナーゼの血栓予防作用は個人差がありますが、8~12時間続くと考えられています。
朝食と夕食で1パックずつ食べておくと、1日中、ナットウキナーゼのパワーに守られるわけですが、そう毎日毎日、朝晩2食、食べ続けるのは飽きてしまうでしょう。

血流がドロドロとしやすいのは、夜、眠っている間と考えられており、血栓も夜にできやすいようです。

そこで、夕食で納豆を食べておくと、ナットウキナーゼの効力が眠っている間に働き、血液がドロドロとしたり、血栓ができるのを防ぐので、1日中、血液サラサラ状態が期待できるのです。

夏特有の不調が出てきた時に納豆を食べると!?

また、ナットウキナーゼの効力は食後、20分後から働き出すと言われているので、日中でも、夏特有の不調が襲ってきたら、納豆を食べると予防や改善につながるかもしれませんね。

コンビニやスーパーに行けば、手軽に食べられる「納豆巻き」が買えますし、納豆をフリーズドライしたスナック菓子風の製品も出ているので、利用してみましょう。

納豆を飽きずに取り入れるには?

できる限り、納豆を毎日食べたいものですが、飽きてしまいますし、食べられない日もあることでしょう。
しかし週に1回でもいいので、食べる機会を持ちたいものです。
そこで、納豆と相性にいい食べ方をいくつかご紹介いたします。

  • 納豆キムチ
    納豆の臭みがキムチで消え、そしてキムチのニンニク臭さが納豆で消え、意外とまろやかな味わいでクセになります!
    両者ともに発酵食品なので、美腸や美肌、夏バテ予防にもいいでしょう。
  • ネバネバ食材+納豆
    オクラやめかぶ、なめこ、トロロなどネバネバ食材と合わせると食物繊維の1種でもあるムコ多糖類のパワーで美腸作用が高まります。
    またムコ多糖類は皮膚構造のヒアルロン酸量を保つ作用も期待できるので、ハリのある美肌に導いてくれるでしょう。
  • 香味野菜+納豆
    シソ、ネギ、生姜、みょうが、クレソン、パクチー、大根おろしなど、香味野菜と一緒に食べると、納豆の臭みが消え、香味野菜の酵素とダブルで体内のデトックス作用が高まるでしょう。
  • アボカド納豆
    納豆にアボカドをプラスするだけで、洋風料理にもあうようになります。
    ご飯やうどんはもちろん、サンドイッチやパスタの具にもいいですね。
    アボカドも独特の風味がありますが、納豆と合わせるとまろやか食感になるようです。

さいごに

筆者の個人的な意見ですが、納豆は、香味野菜やキムチ、アボカド、ネバネバ食材など、ヒトクセある食材と一緒に摂ると、相乗効果なのでしょうか?
まろやかな味わいになるようですね。

7月10日の「納豆の日」を機に、納豆習慣を取り入れて、夏バテや夏太り対策に役立てたいですね。