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胃の不調の1/2が機能性ディスペプシア?原因と対策

夏の暑さで食欲がない、食べてもすぐにお腹がいっぱいになる、付き合いで無理に食事をしても胃もたれするetc.. などなんとなく、胃が不調? と思って過ごしている方は多いのではないでしょうか?
そうした胃の不調が気になり、思い切って病院へ行くと、その約半数が「機能性ディスペプシア」に罹っているそうです。

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胃の不調の1/2が機能性ディスペプシア?

仕事や試験前、プライベートの心配事などでプレッシャーがかかり、胃がキリキリする経験は誰にもあることでしょう。
一時的なものなら、その期日や心配事が解決すれば、自然と胃のキリキリも感じなくなりますが、それが慢性的に続くと気になりますよね。
そういう人は、現在増えてきている「機能性ディスペプシア」になっている可能性が大きいようです。

これまでは、なかなか発見されにくい胃の病気の1つでした。
特にガンや胃潰瘍の心配はなく、病院に行っても、「異常なし」と言われたり、軽い慢性胃炎と診断される程度で見逃されがちでした。

しかし旭川医科大学病院の統計によると、「胃の不調」で受診した患者381人のうち、170人が「機能性ディスペプシア」に罹っていることが判明したそうです。
※参考:『Journal of Gastroenterology』
44.6%なので、約半数の人ということになりますね。

典型的な症状とは?

機能性ディスペプシアの典型的な症状とは、胃が知覚過敏を起こしていて、食べても胃が膨らまないのが特徴で、そのために、すぐに満腹感を感じたり、無理に食べると胃もたれや胸やけを生じるようです。

胃の機能は自律神経に左右されることが多いので、ストレスを感じるとすぐに胃の働きが低下して、このような症状が起きてしまうのだそうです。

もしこうした状態が3ヶ月も続いているようなら、そのまま放置せずに、医療機関に相談するようにしましょう。
※参考:『J Neurogastroenterol Motil』

機能性ディスペプシアの原因とは?

原因は、一言でいうとストレスなのですが、他に睡眠不足や朝食の欠食などもあがっています。

そして胃を傷めつける食事もタブーです。
胃を傷めつける原因は、胃酸を過剰に分泌させてしまうことなので、以下、気を付けた方がいい食生活(食習慣)をあげます。

  • 酸化した油分が多く含まれる揚げ物やスナック菓子
  • 砂糖たっぷりのスイーツや甘味飲料
  • 冷たいものの飲みすぎ、食べ過ぎ
  • アルコールの呑みすぎ
  • 早食い
  • お腹がいっぱいになるまで食べ続ける(ドカ食い)
  • 食事の時間が毎日不規則
  • 深夜に食事をしてすぐに寝る

などです。

対策としては、これらを全て、控えていくことになります。

さいごに

最近よく耳にする「機能性ディスペプシア」。
もしかしたら、かかっているかもしれない!? と思われた方も多いことでしょう。
胃の病気は、ダイレクトに日々の食生活が影響してしまうので、胃酸の分泌が過剰にならないよう、日頃の食生活に気を配りたいですね。