栄養学×読書でダイエット脳を育てるブログ

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8時間ダイエットはまだ有効?プチ断食で体重減!

数年前にアメリカで『8時間ダイエット』が大流行し、日本でも、翻訳本が話題になりましたね。
ご記憶の方もいらっしゃることでしょう。
今年は、にわかにプチ断食のブームが戻りつつあるようですが、やはりこの「8時間ダイエット」や「プチ断食」はエビデンス的にも有効なようです。
アメリカの最新研究報告を見てみましょう。

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毎日16時間の空腹時間を設け、3ヶ月続けると?

アメリカのイリノイ大学シカゴ校の研究では、平均年齢45歳の、肥満と診断されたBMI値35の23名の男女を対象に、毎日16時間の空腹時間を設けてもらい、経過を観察しました。

対象者たちは、朝10時から、夜6時までの8時間だけ、好きな物を食べていいことにし、残りの16時間に関しては、水やカロリーのない飲料水だけで過ごしてもらいました。

これを12週間(約3ヶ月)続けてもらうと!?

この方法でプチ断食を行うと、ある一定期間だけの断食を行うよりも、有意に摂取カロリーが減り、体重減につながり、血圧も低下することがわかりました。

平均体重は、開始時よりも3%減っており、最高血圧は7mmHg低下していたのです!
※参考:『栄養と健康的な加齢』

毎日好きな物を食べられるのでストレスが少ない?

プチ断食は、医師の指導の基、「断食道場」に入って行う正式なものは、3日、長いもので2週間など、ある一定期間を、本当に食事を断って行うものです。
こうした断食は断食期間に入る前と、後は、回復食(準備食)でお粥や重湯で過ごす時間などもあり、実践者はストレスを抱えることになります。

重篤な病気を抱えている場合は、こうした方法も有効ですが、書籍を読んだだけで、実践すると、例え3日間ガマンできたとしても、次の日に急にドカ食いすると、胃腸がビックリして、最悪の場合は死に至るケースもあって、非常に危険です。

しかし、毎日、8時間だけ、好きな物を食べていい時間を設け、残りの16時間、きっちりと断食する方が、ストレスが少なく、3ヶ月という長期スパンで、無理なく減量できるようですね。

8時間ダイエットなら摂取カロリーも350kcal減!

毎日10時から夜6時の間の8時間の間に、好きなだけ食べれるとしても、やはり食べ続けるのも苦しいものなので、自然と、摂取カロリーは日に日に少なくなっていくようです。

また16時間も空腹時間があるので、運動習慣がない人でも、ヒトは家の中にいても、部屋と部屋への移動、座ったり立ったりの運動機能でエネルギーを使うので、その分のカロリーも消費されます。

そうすると、前述の調査では、調査後の平均摂取カロリーが350kcalも減っていることがわかったのです。

空腹時間が長いほど、胃腸が休まる

本格的な断食を行うのは、腸内を一度、空っぽにして有毒物質を排出してしまうのが目的の1つではありますが、1日のうちでも10時間以上の空腹時間があれば、十分胃腸は休まると言います。
その時間が長ければ長いほど休まって、食べ過ぎや飲みすぎで傷んだ胃腸の細胞も、その空腹期間に修復されていくのです。
毎日、16時間も胃腸にとっての休憩時間があれば、細胞からのアンチエイジングにもなるというワケですね。

ついでに肌細胞などのアンチエイジングにもつながるでしょう。

さいごに

お仕事をしていると実現しにくいかもしれませんが、8月は夏休み期間なので、1週間ぐらいからでも8時間ダイエットは試してみる価値はあるでしょう。
16時間が無理でも、夕食を終えてから、翌日の朝食までの時間が空けば空くほど、健康的に減量できるので、まずは12時間は空けれるよう、時間を工夫してみましょう。