栄養学×読書でダイエット脳を育てるブログ

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ストレートネックはダイエットの敵!健康な首がカギ

ストレートネックという言葉をご存じですか?
首は本来、頭を支えるために、いい感じで婉曲しているのですが、前のめりの姿勢で首を突き出してしまうので、首の骨がまっすぐになってしまい、それをストレートネックと言います。
このストレートネック、ほうっておくと、やせにくい体質になり、ダイエットの敵にもなるので、詳細を知っておいた方がいいでしょう。

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ストレートネックの原因

ストレートネックの原因は、姿勢の悪さです。
スマホやパソコン画面を見る時に前のめりになり、猫背で首だけをヒョッコリ、突き出したような状態になりますよね。

こうした姿勢の悪さをそのまま放っておくと、頭痛持ち、イライラしやすい、ぽっこりお腹が引っ込まない、腰痛、むくみ、慢性肩こりなどに発展していきます。

健康な首の持ち主は10%弱!?

こうしたストレートネックで、慢性的に姿勢の悪い人を「首こり病」とも言いますが、健康な首の持ち主は、10人に1人と言われており、9割の人が、首になんらかの異常を感じているのが実態だそうです。

正しい姿勢の場合、レントゲン写真をとると、背骨がまっすぐで、首の骨は背骨からつながって、キレイな婉曲のカーブ状となって、頭がい骨を支えています。

悪い姿勢はリンパの流れも滞る?

しかし悪い姿勢の人は、その逆で、まっすぐのはずの背骨が歪んでいて、本来、横から見るとカーブを描いているはずの首の骨が、まっすぐ伸びているのです。

この部分は身体から頭部を行き来するリンパなど、大切な神経経路などもあるので、姿勢の悪さがそのままリンパの流れの悪さにつながります。

もしかしたら、肌荒れや頭痛の原因は、首こり病、すなわちストレートネックが原因かもしれませんね。

前かがみの姿勢はダイエットの敵!

スマホやPC画面を長時間、凝視する状態が、来る日も来る日も続くと、前のめり姿勢が当たり前となり、食事をしている時間も、歩いているときも、前のめり姿勢が身についてしまいます。

特に食事中の姿勢が悪いと、口から入った食べ物が、正しく体内を流れていかず、代謝や消化にも支障が出てきて、ポッコリお腹が当たり前という状況にもなりかねません。

女性の方はバストの位置も定まらないので、バストアップとは程遠くなるでしょう。

栄養状態がいいと姿勢も正せる?

姿勢を正すには、自分が意識して、体制を整えることも大事ですが、栄養状態が悪いと、なげやりな気分で、前のめりの姿勢になりやすいので、特にリンパの流れをよくする食べ物を取り入れておきましょう。

 「首こり病」の治療食として取り入れられているのが、魚と野菜中心の食生活です。
特にDHAやEPAの多い、青背魚がリンパの流れを良くするのに役立つので、青背魚から、できる限り新鮮な状態のDHAやEPAを摂るようにしましょう。

なるべくお造りやカルパッチョ、お寿司など、生の状態でいただくのが望ましいです。
しかし、夏は食中毒などの懸念もあるので、生食は避けたい! という方は、調理してすぐの魚を食べるようにしましょう。

新鮮な野菜類も、ビタミンやミネラルの他、補酵素となる成分の宝庫なので、リンパの流れをよくするのに役立つでしょう。
※参考文献:『体調不良・慢性疲労は首で治る』

さいごに

正しい姿勢や、正しい首の位置がどうなっているのか、現代人はすでに忘れているかもしれませんね。
一度、整体や整形外科などで、姿勢の状態を診てもらうことをオススメします。
また、YouTubeやストレッチ特集で、正しい立ち位置や、座り姿勢なども紹介されているので、鏡の前で、ご自身の肩や頭の位置を確認しておきましょう。

ストレートネックや、悪い姿勢が慢性化している方ほど、正しい姿勢になると、窮屈に感じるものです。
しかし、内臓や、リンパ、血流などなど、カラダにとっては自然の流れに戻るので、今度は、正しい姿勢に慣れちゃいましょう。

そして魚と野菜中心の食生活も取り入れて、カラダの内外からストレートネックをケアしておくと、おのずと代謝や消化もスムーズになって、無理なくダイエットにつながるでしょう。