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植物性食品は精神を安定させⅡ型糖尿病予防に?

ベジタリアンの方は、肉食中心の方よりも、穏やかな人が多いですよね。
完全なベジタリアン食でなくとも、日ごろの食事を、植物性食品中心にしておくと、うつ病やイライラ、Ⅱ型糖尿病の予防になることがわかってきました。
イギリスの最新、糖尿病研究を見てみましょう。

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植物性食品と健康の関係とは?

イギリスのロンドン大学の研究で、植物性食品を中心とした食生活を送っていると、精神の安定の他、Ⅱ型糖尿病や心臓疾患系のリスク低減、そして様々な病気で苦しむ患者さんたちの早期死亡リスクを低減させることがわかってきました。

研究チームは、糖尿病を管理する上で、植物性食品を中心とした食生活と病気との関連が報告された研究論文を解析した結果、約1200件の論文が見つかったそうです。

さらにその中から、植物性食品を中心とした食生活が、Ⅱ型糖尿病のリスクを有意に低減するとしている論文が11件あり、それらの論文解析の結果、以下のことがわかりました。

植物性食品を中心とした食生活は心身を健康に?

11件の論文は1999年から2017年に発表されたもので、これらの論文を平均すると、対象者は約430人、平均年齢は55歳でした。
その上で、植物性食品を中心とした食生活を送っている人たちの特徴は、

  • 感情や精神が安定している
  • 身体機能が安定している
  • 感情が穏やかで幸福感が高い
  • 健康度の満足度が高い
  • うつ病のリスクが少ない
  • HbA1c、体重、総コレステロール、LDL-コレステロールなどの数値が正常範囲
  • QOL(生活の質)の満足度が高い

ということが共通項目としてあがっているそうです。
研究者たちは、ベジタリアン食は生活の質を上げ、糖尿病だけではなく、様々な病気や精神安定など、心身の健康度を上げている、と結論付けています。
※参考:『BMJオープン糖尿研究治療』2018年

さいごに

完全なベジタリアン食(ビーガン)の実践は、なかなか難しいかもしれませんが、糖尿病予備軍の方や、イライラなどプチうつ状態になりやすい人は、一時的に乳製品や肉類をやめてみるのもいいかもしれませんね。
それと一緒に、白く生成された砂糖や小麦粉の摂取も控えると、さらに植物性食品の栄養や機能性がカラダに有効利用されるでしょう。