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ご馳走は昼食で食べると太らない?ハーバード・研究

そろそろ忘年会&クリスマスシーズンに近付いてきたので、年末年始の暴飲暴食対策が悩ましいところですね。
ご馳走はどうしても夜食べることが多くなりますが、土日や祝日に行うクリスマス会や忘年会は、お昼に開催すると太りにくいかもしれません!?
人間は同じ内容のものを食べても、いつ食べたか? いつ休んだかで、カラダについてしまう脂肪の量や燃焼が違ってくるそうです。
ハーバード大学の最新研究をみてみましょう。

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エネルギーの燃焼は午後から夕方にかけて上がる?

アメリカのハーバード大学とブリガム婦人病院の共同研究で、ヒトの安静時の代謝量は、早朝に比べて、午後から夕方にかけて10%以上も上昇することがわかってきました。

この研究では、シフト制の勤務で、昼夜逆転の生活を送っている人に、肥満者や生活習慣病にかかるケースが多いため、ヒトの体内時計を考慮した上で、食事摂取とその時間帯が調査されました。

研究チームは、7人の参加者に、昼夜の感覚がわからない特別な部屋に約3週間こもってもらい、外界の時間を知る手がかりを全て遮断しました。
その部屋には、窓も時計もなく、電話やインターネットもありません。
参加者たちは、就寝時間と起床時間だけ、声をかけられ、その部屋で食事などをとって過ごしました。

そういう環境下ではヒトは体内時間を合わせられなくなるので、自身が記憶している1日のリズムにあわせて食事などの行動を行うことがわかりました。

結果は?

その後、参加者の行動の観察や、呼吸、身体計測などの結果、一般の「午後から夕方」に該当する時間帯に、エネルギー消費量が最大になったそうです。

呼吸からは、三大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)の摂取量を反映する時間帯が夕方以降に低くなり、朝に最も高くなることもわかりました。
すなわち、夕食にたくさん食べると、エネルギーの吸収や代謝が低下するので太りやすくなるということ。
逆に、朝食をたくさん食べても、エネルギーの吸収や代謝が高くなるので、太りにくいということです。

しかし、エネルギーの消費量が最も燃えやすいのが「午後から夕方」の時間帯なので、ごちそうを食べるなら昼食時が一番適しているようですね。
※参考:『最新生物学』2018年11月

夜の暴飲暴食は特に避けよう!

同じ内容の食事を、いつ食べるかで、太り方に随分影響がでることがわかりましたね。
朝の時間帯は、カラダは「排泄の時間」と言われているので、ヒトによっては食欲がないことも多いので、無理に食べる必要はないでしょう。
ただ、朝食は本当に抜いてしまうと、体温が上がらず、集中力に欠け、活力のある行動ができないので、ゆで卵1個でもいいので、何かお腹に入れておくのが理想ですね。

お腹いっぱい食べたいタイプの人は、夕食時の暴飲暴食は避けて、ランチにご馳走を食べるのがいいでしょう。

さいごに

これから年末年始にかけて、連日のようにご馳走三昧! という方も増えてきますが、くれぐれも腹八分目をモットーに、食べ過ぎないようにしましょう。
年末年始のご馳走三昧がキッカケとなって、そのまま肥満街道に走ってしまうケースはよくあるものです。
「今日ぐらい!?」と甘やかす日が多くなる度に、未来の生活習慣病に近付くので、ご用心!
シフト勤務で、夜勤がある方も、夜の時間帯は「食べると太る」という人間の特性があるので、食事量を抑えるなどして対策しておきましょう。