今週のお題「読書の秋」
日本が誇る、文豪の一人、江戸川乱歩先生。
11月25日に、今は立教大学の敷地内で管理されているその邸宅を見学してきました!
読書の秋にピッタリなミステリーツアーという期待で行ったのですが、乱歩先生の邸宅は、殺人事件が起こりそうな、おどろおどろしい感じはありませんでした。
これは邸宅の門です。
本名は平井太郎さんとおっしゃいます。
表札は、立教大学の名誉教授だったご長男と連名になっています。
緑に囲まれたお庭の中に、瀟洒なベージュのタイル張り洋風邸宅が!
お屋敷というほど大きくはありませんが、重厚感のある邸宅でした。
こちらがご自宅の裏庭にある有名な土蔵です。
乱歩先生が大切にしていた蔵書がぎっしりと並んでいます。
中には入れないので、ガラス越しに見るだけです。
こちらが土蔵の右側に並んだ蔵書。
これは乱歩邸の居間。
ガラス越しなので、写真がうまく撮れませんでしたが、ブルーのビロードの応接セットがステキでした。
ガラスの光で見えにくいかもしれませんが、乱歩先生が数々の名作を生んだ、お気に入りの机と椅子です。
重厚感ある木彫りの美しい机でした。
こちらが乱歩先生の肖像画。
意外と、名前は知っていても、お顔は知らない人が多いのではないでしょうか?
平井太郎さんです。
撮影禁止エリアには、乱歩先生、直筆の『D坂の殺人事件』の原稿や、初版本のレトロな書籍もズラリと展示されていました。
私は子供のころから、子ども用に書かれた、乱歩作品を小学校の図書館で端から順番に借りて読んでいました。
それが終わると、アガサ・クリスティーの子ども用を読んでおり、乱歩先生のお蔭で、今も推理小説が大好きです。
江戸川乱歩邸の見学は、無料ですが、見学日が決まっているので、HPでチェックしてくださいね。
池袋の西口から徒歩5分ぐらいです。