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お鍋の具にもなる玉子に糖尿病予防効果?北欧・研究

毎日の食卓に欠かせない食材の1つである玉子。
玉子は、朝食の玉子料理や洋菓子作り、また今の季節なら、すき焼きやおでん、鍋焼きうどん、チゲ鍋など、「鍋料理」のお供にも活躍しますね。
しかし、玉子はコレステロールに関しては悪者に扱いされがちです。
そんな中、フィンランドの最新栄養研究で、玉子に含まれる物質に、Ⅱ型糖尿病のリスクを低下させる働きがあるかも!? と発表しました。
詳細を見てみましょう。

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玉子とⅡ型糖尿病の関係とは?

玉子は、カラダに良いor悪いで、議論の多い食材の1つで、特に小さなお子様の卵アレルギーや、コレステロールの点では問題視されがちですね。
しかし、玉子には様々な健康に良い成分が含まれていることも確かです。

今回は、玉子の「良い点」、それも日本でも増加しているⅡ型糖尿病との関連についての朗報!? です。

東部フィンランド大学の研究では、過去の研究でも、フィンランド国内で実施された虚血性心疾患リスク因子の研究で、中年男性が1日1個の玉子摂取で、Ⅱ型糖尿病のリスクが低下していることを発表していました。

今回の研究では、玉子とⅡ型糖尿病の関連をさらに追及したものです。

研究では玉子の有効成分が調査されましたが、その結果、玉子の摂取量が程度に増えると、ある種の脂質化合物がⅡ型糖尿病のリスクを引き下げることがわかってきました。

また研究チームは、Ⅱ型糖尿病の発症リスクを高める要因の1つに、いくつかの血中化合物も発見しており、玉子摂取で、それらが災いするのを低下しているのではないか、と考えられています。
※参考:『分子栄養と食物研究』2018年12月

※卵アレルギーのある方や、何らかの病気で医師から玉子の摂取をセーブするように言われている方は、必ず優先してください。

さいごに

特にアレルギーやドクターストップのない人の場合、玉子は1日3個ぐらいまでならOKとされています。
確かに玉子はコレステロールが高いのですが、食品のコレステロールを食べたからといって、即、ヒトの血中コレステロール濃度が高くなるわけではないからです。

玉子は価格もリーズナブルでタンパク質をはじめ、ヒトに必要な必須アミノ酸も全て含んだ栄養価の高い食品の1つでもあるので、効率的に補いたい食材ですね。