普段はインスタントラーメンを食べないのですが、NHKの朝ドラ『まんぷく』を毎朝観ていると、チキンラーメンに興味津々!
スーパーに行くと、1958年(昭和33年)に発売された復刻版パッケージ版のものがあったので、購入してみました。
このレトロ感がたまりませんね。
ドラマの中で、万平さんは、栄養価が高いことにこだわっていましたが、チキンラーメンの歴史を調べてみると、1960年に、なんと当時の厚労省から「特殊栄養食品」として認められ、そのマークがパッケージに印字されているとも!
実在の安藤百福さんが、晩年まで毎日チキンラーメンを食べていた逸話は有名ですが、パッケージの裏を見てみると、確かにカラダに悪いものは入っていないですね。
ラーメンの原材料の小麦粉は、近年、糖質で悪者扱いされていますが、糖質を代謝するのに必要なビタミンB1とB2がちゃんと入っていました。
酸化防止剤もビタミンEで代用していますし、「お子さんや高齢者、妊婦さんが食べても大丈夫な食品」とドラマの中の万平さんは言っていましたが、こうした人たちに不足しがちなカルシウムの含有量も高いのです。
これにチキンラーメンのオススメの食べ方である玉子とネギを足すと、栄養が偏ることはなさそうですね。
また、インスタントラーメンは、カロリーが高いイメージがありましたが、そう高くはなくビックリしました。
原材料面欄に「かんすい」と入っていますが、調理科学という学問で、中華麺を作る際に必要な材料としてあがっていたものなので、非常に勉強になりました。
創設者の方が、自信を持って「毎日食べている!」と言い切っていただけのことはあるなぁと思った次第です。
こうして筆者のように、朝ドラの影響で、チキンラーメンを買ってみよう! と思った生活者の方は多いのではないでしょうか。
「インスタント食品=カダラにわるいモノ」とは、一概に言えないので、時短レシピとして活用してみようと思います。