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赤いラズベリーは血糖コントロールに◎!? 米・研究

ブルーベリーと並んで人気のあるラズベリーは、そのまま冷凍食品としてパッケージ化されているので、利用されている方も多いことでしょう。
このラズベリーの赤い色素に、血糖コントロール力があることがアメリカの最新研究でわかりました。
糖尿病予備軍やインスリン抵抗性のある患者さんたちの治療食として、早速注目を集めているようです。

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ラズベリーの赤い色素と血糖コントロールの関係とは?

アメリカのイリノイ工科大学の研究では、20~60歳の約30名の人たちを対象に、朝食後の血糖値が測定されました。
対象になった人たちは、ランダムに冷凍ラズベリーが1カップまたは2カップをメニューに含んだ朝食を摂り、朝食内容は三大栄養素をバランスよく含むものが提供されました。
3日間、続けて計測した結果、ラズベリーを2カップ摂取した人たちは、ラズベリーを食べていなかった人たちと比べて、食後の血糖値上昇が有意に抑えられていることがわかりました。

果物は血糖コントロール時でも食べるべき?

糖尿病予備軍や、肥満、インスリン抵抗性などで、食事制限を行う必要がある人たちは、果物は糖質が高いため、避けるよう指導されることが多いですよね。
しかし、全ての果物の糖質が高いわけではなく、その中でも生のベリー類はさほど糖質が高いわけではありません(ジャムは除く)。
今回の研究でわかったように、赤いラズベリーなど、特定の果物は糖尿病の進行を遅らせたり、予防する効果が期待できるため、研究者たちは、毎日の食事で取り入れるべきだと述べています。
※参考:『肥満学』2019年2月
またこの研究では、2カップ分のラズベリーを一度の食事で摂取した人ほど、食後高血糖を起こす可能性が低かったので、なおさらですね。

さいごに

この研究では、ラズベリーのどの成分が、実際に血糖値上昇を抑えられたかまではわかっていませんが、今後、研究が進んでいくことでしょう。
一般に、ベリー類の赤い色素はポリフェノールですよね。
ポリフェノール類には、血糖値を下げる作用が期待できる、という機能性が発表されているので、その効用が大きいのかもしれませんね。

もし、ダイエットや、糖質オフを気にして果物を控えている人は、ガマンせずに、ラズベリーなどのベリー類を取り入れるといいかもしれませんね。