今週のお題「秋の空気」
東京ドームホテル内にある熊魚菴たん熊北店さんで、秋の京懐石をいただきました。
季節の食材の味を大切にする京懐石で、東京にいながら、雅なおもてなしにも感動しました。
朱の漆塗り二段重には、「壱の重(写真左)」に口取肴として、「お浸し」「海老唐揚げ」「合鴨燻製」「枝豆寄せ」「だし巻き玉子」「菊花大根」「栗甘露煮」などなど、目にもうるわしい肴が、美しく詰め込まれていました。
「弐の重」はお造りです。
「秋茄子の蟹あんかけ」
一緒に器に盛られているのは、焼き湯葉、鱧、いんげんです。
揚げ物も美しい!
「天ぷら」と呼んではいけないような、神々しさがありますね。
海老、鱚(きす)、丹波しめじ、舞茸、銀杏
揚げ物も秋の味覚満載です。
お食事は、秋ならではの味覚「松茸ごはん」です。
赤出汁も、えのきなどのキノコ類でした。
そして「香の物」3種。
京都ならではの千枚漬け、青菜、べったら漬けでした。
右上は「牛時雨煮」です。
デザートの盛り合わせは、豆乳プリンとフルーツ2種。
ザクロがトッピングしてあり、最後まで秋を感じるお料理でした。
一度に、少しずつ、上質の食材で造られたお料理を何種類もいただけるのは、京懐石ならではの醍醐味ですね。
「本物の秋」に出会えた、ステキなお食事会でした。