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ヨーロッパのワイン文化は紀元前から?古代ケルト人は陶器で!ドイツ・研究

ヨーロッパはドイツ、フランス、地中海とワイン文化が根付いた地域ですよね。
ドイツの遺跡より、古代ケルト人が陶器でワインを飲んでいたことが発見されました。
詳細を見てみましょう。

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古代ケルト人は陶器でワインを?

ドイツのミュンヘン大学やチュービンゲン大学の共同研究によると、ドイツのホイネブルクという集落で古代ケルト人のものと思われる陶器の遺跡が発見されています。

ホイネブルクは紀元前7世紀から5世紀、歴史でいうと「鉄器時代初期」に発展したケルト文化が栄えた地域です。

そこで発見された陶器の遺跡より、ワインの成分が発見されたのです!

歴史的発見となる古代ケルト人のワイン文化とは?

研究グループは、ホイネブルクで発見された陶器の遺跡を「ガスクロマトグラフィー」という最新技術と質量分析に解析。
その結果、現代の「地中海ワイン」と呼ばれるワインは、想定よりも早く醸造されていたことがわかったのです。

地中海ワインは、歴史上アッティカ製の容器が輸入されるようになった頃から飲まれていた、と考えられていました。
そして、当時のケルト人が都市部中央に城塞を築く前に、世界最古の地元陶器を含む、様々な陶器によって、ワインを飲んでいたことが明らかになったのです!
※参考:『プロスワン』

ロマンのある歴史的発見ですよね。

さいごに

これまでの歴の中で、輸入ワインは、どの時代の人たちも、一部のエリートの人たちの飲み物だと考えれてきました。
しかしこの発見で、少なくとも古代ホイネブルクでは、街全体が共同体で、ワインは誰もが気軽に飲めたお酒だということもわかったそうです。

当時のワインが、どのように醸造されていたのかも気になるところですが、近い将来、そうした発見や分析方法も進化していくかもしれませんね。