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赤身肉と加工肉で心臓病や全死亡リスクが高まる?アメリカ・内科学研究

赤身肉や加工肉(ハム・ウィンナー・ベーコンなど)の摂取が多すぎると、心臓病や何らかの疾患による全死亡リスクが高まるそうです!?
アメリカの最新・内科学研究を見てみましょう。

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赤身肉と加工肉の食べ過ぎは危険?

冒頭で述べた事柄は、アメリカのノースウェスタン大学の研究によるものです。
しかし、鶏肉や魚介類の摂取では見られなかったそうです。
これまでの研究によると、加工肉の摂取が多い人は、心血管疾患をはじめ全死亡リスク(疾患での)が高まる、という報告はありましたが、赤身肉、鶏肉、魚介類との関連は不明な点が多かったそうです。

今回の研究では、それらの動物性食品と心血管疾患、全死亡リスク(疾患)との関連も調査されました。

週に2皿以上の赤身肉、加工肉摂取で健康に被害?

今回の研究では、アメリカ成人の1985年から2002年までの食事データを収集し、2016年まで追跡調査をして、統計が出されました。

その結果、魚介類を除き、赤身肉、加工肉、鶏肉を1週間に2皿以上摂取していると、「循環器疾患」のリスクが3~7%上昇することがわかりました。

そして魚介類と鶏肉を除き、赤身肉と加工肉を1週間に2皿以上摂取すると、全ての疾患での死亡リスクが3%上昇することがわかったのです。
※参考:『JAMA内科学』

この結果をふまえ、研究者たちは、

動物性タンパク質食品の摂取を変更することで、心臓病や何らかの病気での死亡リスクが減少する、という重要な戦略になる可能性がある。

と述べています。

すなわち、赤身肉や加工肉の摂取を減らして、魚介類の摂取を増やすことが得策のようですね。鶏肉には、循環器系には難色を示していましたが、赤身肉や加工肉の摂取よりかは多めでも大丈夫そうですね。

さいごに

この研究は、アメリカでの調査結果ですが、肉食派の人は、大いに参考にして、魚介類にシフトさせておきましょう。

アメリカ人のお肉を食べる量は、日本人と比べ物にならないぐらい大量です。
その点、日本人は毎日ステーキ!毎日牛丼やハンバーガー!という人はさておき、1食分、100g程度に抑え、魚とお肉の日を交互にするなどして、赤身肉と加工肉の摂取を調整してみましょう。
そして、お肉を食べる時は、倍量の野菜も忘れずに!