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野菜とタンパク質摂取量が多い人ほど記憶力を維持?オーストラリア・研究

加齢とともに記憶力が低下してしまいますよね。
10~20代の頃は、勉強をはじめいろんなことを記憶できたのに……と嘆く人は多いことでしょう。
でもこれは「仕方のないこと」として諦める必要はないようです。
記憶力を鍛え、認知力をUPするには、日頃の食生活も関連しているようです。
オーストラリアの最新「公衆衛生」研究を見てみましょう。

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記憶力を維持できる食品群は2つ!

オーストラリアのシドニー工科大学の研究によると、 特定の食品群の摂取と記憶力維持は有意に関連しているそうです!
その食品群とは、「野菜と果物」そして「タンパク質」です。

野菜・果物の摂取量は同時に心疾患リスクも下げる?

研究では、約14万人のオーストラリア人のデータを解析し、「野菜と果物」の摂取が豊富な人たちは、記憶喪失の可能性が低いことを発見!
同様に心疾患も、「野菜と果物」の摂取が多い人ほど、そのリスクが低かったそうです。

そしてタンパク質食品を程度に摂っている人は、記憶能力が良好だということです。

これにより「野菜と果物」の摂取が多い人は、記憶の維持と心疾患リスク、両方で予防でできることになりますね。

80歳以上の高齢者は穀類の摂取も大切!

また、80歳以上の高齢者になってくると、穀類の摂取が少ない人ほど、記憶喪失も心疾患リスクも高まることがわかりました。

高齢になると、食欲が減ってきてしまいますが、穀類もバランスよく食べておきましょう。
大量に食べる必要はありません。
日本人の場合なら、ごはんもきちんと食べるようにしたいですね。

高齢者の認知症予防の研究に役立つ

この研究結果をふまえ、研究者たちは、

高齢者は複数の慢性疾患に、同時に直面しなければいけない。
その苦痛を和らげるためにも、今回の研究結果のように、特定の「食品群」との関連を突き止めるのは、真の挑戦であった。
この結果を公表し、記憶喪失(認知症予防など)や慢性疾患予防に役立てて欲しい。

と述べています。
※参考:『国際公衆衛生雑誌』

さいごに

野菜・果物の摂取が記憶力の維持に役立つとは嬉しいですね。
今は外食でも定食に野菜の小鉢やサラダがつくことは、当たり前になってきました。
ファストフードでもサラダメニューが並んでいますね。
タンパク質食品や穀類の摂取は、日本ではさほど深刻ではないかもしれませんが、野菜・果物の摂取はまだまだ足りないと思います。
意識して摂取してみましょう。
きっと快適な高齢期が待っていることでしょう!