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健康的な食事と喫煙習慣のない人は疾患リスクが少ない! 米・心臓研究

野菜などの摂取が多い「健康的な食事」を摂っている人は、心血管の健康も保たれ、慢性疾患や死亡リスクが低いようです。
そして喫煙習慣がない人も!
以前からよく言われていたことではありますが、アメリカの最新心臓研究の詳細を見てみましょう。

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健康的な食事と喫煙習慣なしの人は疾患リスクが少ない!

アメリカのボストン大学医学部の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
また以下の5つの健康的習慣が重要なようです!

  1. 健康的な食事を摂る(野菜や果物など)
  2. 喫煙習慣がない
  3. 定期的に運動をする
  4. 「血圧」「血糖値」「コレステロール」が正常値範囲内
  5. 普通体重を維持する

こうした健康維持の期間が長い人ほど、「高血圧」「糖尿病」「慢性腎臓病」「心血管疾患」などの疾患を発症する可能性が低く、成人期初期に死亡する可能性も低いそうです。すなわち「健康的な心血管を持った人」ということです。
こうした条件を揃った人たちを、便宜上以下より「健康的な心血管を持った人」として述べていきます。

16年間の心臓研究データを解析!

こうした結果は、16年間という長期間にわたって、『フラミンガム心臓研究』のデータを解析したことによりわかってきました。

前述のような健康維持は少しでも若い頃から習慣づけておくと、より有利で中年期に差しかかっても特定の疾患を発症する可能性は低くなります。

対象者を5年ごとに追跡調査すると、「健康的な心血管を持った人」たちは、そうでない人たちと比べると、疾患別の差異は以下のようになりました。

  • 「高血圧」を発症する可能性は約33%低い
  • 「糖尿病」「慢性腎臓病」「心血管疾患」を発症する可能性は約25%低い
  • 何らかの疾患による死亡率が約14%低い

という結果になりました

健康の要は心血管が健康であること!

こうした詳細結果をふまえ、研究者たちは、

成人期にいかに心血管を健康に保つかで、その後の疾患率が変わってくることがわかった。
我々は生涯を通して、最初に述べた主に5つの健康的行動を維持することが重要で、強く推奨したい。

と述べています。
※参考:『JAMA心臓病学』

さいごに

最初の項にあった5つの健康習慣は、当たり前のことのようですが、なかなかこの5つを揃えて、長期間維持するのは難しいかもしれません。
しかし血管を健康な状態に維持することが、いかに大切かということがよくわかった研究結果でしたね。
血管に流れる血潮は血流とも言いますが、カラダのめぐりがいいと確かに腸活にもなり、肌や頭皮の状態もよくなるので美容や美髪にもつながり、いいことづくめです。
5の健康維持を1つでも多く長期間、続けてみましょう。
野菜の摂取量を増やすことも、きっと役立つことでしょう。