お題「#おうち時間」
今はおうちで過ごしている人が多いことと思います。
そんな中、グーグルの「ハングアウト」という機能を使った無料のTV会議を通して、オンライン飲み会が流行っているようですね。
自宅にいながら、買い込んだお酒やおつまみ片手に、パソコンのカメラ機能を通して、気のあう仲間の顔を見ながら飲めるので、孤独感が和らぎます。
そこで注意しなければいけないのが、飲みすぎによるウエスト太り!
イギリスの最新「中毒研究」の報告を見てみましょう。
大量飲酒はあっという間にウエスト太りに?
イギリスのユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究報告によると、大量飲酒はウエストサイズの上昇と脳卒中リスクと関連していることがわかってきました。
これが長期間に及ぶと、ますますそのリスクは高まるとのこと。
今回の研究では、長期にわたる大量飲酒と心血管疾患を含む、いろんな健康指標の関連性が調査されました。
30年分のデータを解析すると?
研究では1985~88年のイギリス公務員のデータを解析。
対象者は4820名で、平均年齢は69歳、そのうち75%が男性でした。
大量飲酒については、10年毎に『AUDIT-C』というアルコール依存症のスクリーニングテストの結果データを解析しました。
それらのデータを以下の5つに分類。
- 大量飲酒無し
- 大量飲酒(50歳までに止めた)
- 大量飲酒(50歳後に止めた)
- 現時点で大量飲酒者
- 10年毎のどの時点でも大量飲酒者
その結果、長期による大量飲酒は、晩年の「高血圧」「肝機能低下」「脳卒中リスク増加」「ウエスト周囲」「BMIの上昇」に関連したということです。
大量飲酒は長期に及ぶほどウエストを太くする?
特にウエスト周囲に着目すると、【5】のグループは、【1】と比べて約4cmウエスト周囲が太かったとのこと!
各グループを【1】の飲酒しない人たちと比較していくと、
【2】では1.17cm、【3】では1.88cm、【4】では2.44cmという平均値になりました。
【4】は現時点でのデータなので、大量飲酒は「ウエスト太り」しやすいことを物が経っていますね。
研究者たちは、これまでの研究では、一時期の飲酒状況のみに焦点をあてていましたが、長期に及ぶ身体への害を調査したのははじめてのケースということです。
特にウエストが太くなるので、要注意ですね。
※参考:『中毒』
さいごに
飲酒は何かキッカケがあると、その量がだんだんと増えていき、気が付くと大量飲酒者になっているケースが多々あります。
くれぐれも不安や寂しさを紛らわせたり、オンライン飲み会で飲みすぎたりしないよう注意しましょう。
「家のみ」は外でお酒を飲むよりも、酒代が安くつくのでついつい飲みすぎてしまう人も多いでしょう。
しかし大量飲酒は、あっという間にウエスト太りになるのでご注意!
そしてそれがクセになり長期間に及ぶと!? 前述の通り様々な生活習慣で苦しむことになります。
オンライン「お茶会」に切り換えてみるのもいいですね。