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握力を鍛えておくと糖尿病予防に!? アメリカ・予防医学研究

お題「#おうち時間

おうちにいる時間が長く、運動不足を解消するために、体操を取り入れている方も多いことでしょう。
一般的な体操と一緒に、手をグーにしたり開いたりする手の運動もおススメです。
手の握力が鍛えられ、認知機能を活性化することでも知られる体操です。
アメリカの最新予防医学研究によると、この「握力」が弱いと、糖尿病リスクも高くなることがわかってきました。
詳細を見てみましょう。

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握力の測定が、簡単なⅡ型糖尿病検査に?

アメリカのオークランド大学の研究によると、握力の測定が、簡単なⅡ型糖尿病の検査に使えるかもしれない、とのこと。
研究では、アメリカの『国民健康・栄養調査』の2011~2012年と2013~2014年のデータをもとに、握力とⅡ型糖尿病の関係とを調査しました。

握力の測定データは、体重によって補正された正規のものを使用し、年齢別の数値を割り出しました。

年代別の平均握力より弱いと糖尿病リスクが?

 統計によると、特に50代以降の年代で、平均握力より、極端に数値が低いと、糖尿病リスクが高いことがわかってきました。
研究者たちは、握力は低コストでわずかな訓練で鍛えられる上、握力の測定も安価で家庭用のものが手に入るため、身近な健康診断になると、述べています。
※参考:『米国予防医学雑誌』

ちなみに日本の握力の平均値は以下のサイトより確認できます。

さいごに

握力を鍛えるトレーニングは、冒頭で述べた、手のひらのグーとパーを繰り返す体操で簡単に行えます。
筆者は個人的にNHKのEテレで毎朝6:25から放送されているテレビ体操を録画して、毎日の日課にしております。前半に握力を鍛える簡単な体操や、体幹を整える体操があるのでおススメです。またお子さんや高齢者の方でも実現しやすいよう、動きもゆっくりなので、取り入れやすいでしょう。
後半はラジオ体操です。合計10分ほどの体操です。
手のひらの運動は見落としがちですが、握力は指の動きと共に、糖尿病予防になるとは驚きですね。脳の活性化にもつながるので、一石三鳥以上の健康効果が望めるでしょう。

※握力測定器は、ネット通販などで2,000円前後で購入できます。