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ビタミンDを含む食品は心臓の健康に役立つ?ギリシャ・研究

お題「#おうち時間

近年、日焼け止めクリームなどの影響でビタミンD不足が問題になっていますね。
ビタミンDは日光にあたることで、皮膚から合成されるビタミン。
しかし年々、日焼け止めクリームの質が高くなっているので、皮膚合成ができないようです。
そのため、食品から効率よく摂取するのが理想的です。
またギリシャの最新研究によると、ビタミンDを多く含む食品は、心臓の健康維持にも役立つようです! 詳細を見てみましょう。

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ビタミンDを含む食品は心臓の健康維持に?

ギリシャのハロコピオ大学の研究によると、ビタミンDを多く含む食品を摂ることで、心臓の保護効果が期待できることがわかってきました。

研究では、ギリシャのアテネ周辺に住む男女約3,000名を対象に、2001年から2012年にかけて追跡調査を実施。
対象者を、ビタミンDの摂取量によって、低・中・高の3つのグループに分け、それぞれ心血管疾患との関連が分析されました。

ビタミンD摂取量が高いほど心臓の健康維持に!

調査の結果は以下の通り!
(男女別ビタミンD摂取量と心血管疾患リスクの関連性)

  • 男性
    • 低 24%
    • 中 17%
    • 高 12%
  • 女性
    • 低 14%
    • 中 10%
    • 高 11%

男性の場合は、ビタミンDの摂取量が増えるほど、心血管疾患の罹患率が有意に低くなっているのがわかりますね。
※参考:『人類栄養学と食事療法雑誌』

ビタミンDを含む食品とは?

ビタミンDは日光に当たること以外に、食品でも補えます。

鮭だと一切れで、1日に必要なビタミンDが摂れると考えられています。
他にキノコ類にも多く含まれ、特に「干しいたけ」に多いです。
おうちにいる時間が多いので、日光に当たる時間も少なくなっていることでしょう。
ぜひ鮭やキノコ類を摂取して、ビタミンD不足を防ぎたいものですね。