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コーヒーの過剰消費はやはり健康不良に? オーストラリア・研究

先日『コーヒーダイエット』ということで、コーヒーについてのプラス面をお伝えしましたが、今度は、マイナス面についてのご紹介です。
やはりコーヒーを水やお茶の代わりに過剰摂取するのは、タブーのようです!?
オーストラリアの最新研究を見てみましょう。

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コーヒーの過剰摂取は生活習慣病に?

コーヒーは世界中で愛される嗜好飲料のひとつで、様々な健康効果が報告されていますね。
その一方で、マイナス面の研究報告も上がっており、やはり「過剰摂取」は健康不良のもととなることが、サウスオーストラリア大学の研究でわかってきました。

オーストラリアでの研究ですが、実際に解析されたデータはイギリスのバイオバンクのもの。
約30万人以上のデータから、「習慣的コーヒー摂取」と様々な疾患との関連が解析されました。
その結果、コーヒーの過剰摂取は、「変形性関節症」「関節炎」「肥満」のリスクを上昇させているとのこと!?

コーヒーは1日6杯が上限?

コーヒーの適量は、アルコールのように各国やWHOが決めた推奨量は特にありません。
以前のコーヒー研究では、1日6杯までなら「コーヒーを病気の心配なく飲める上限量」と報告されています。(ブラックの場合)

そこで、研究チームは、「MR-PheWAS分析」と呼ばれる遺伝的アプローチを使用。
1,117件の臨床データから、コーヒー摂取の真の影響を割り出すことに成功しました。

そうしてわかってきたのが、コーヒーを飲むことの習慣化。
日によって過度なコーヒー摂取がある分には、健康に被害はないようですが、習慣的にコーヒーを過剰摂取すると、特に前述の「変形性関節症」「関節炎」「肥満」のリスクが増大していたのです。

よって、1日6杯など、水やお茶の代わりにコーヒーを過剰摂取している人は、控えめにすることが、健康維持に大切だと、研究者たちは述べています。
※参考:『臨床栄養学』

さいごに

この研究でも、コーヒーの推奨量は特に指定されていませんが、コーヒーは習慣的に飲むなら、1日1杯のご褒美ドリンクにするなど、控えめの摂取が好ましいようです。
コーヒーを1日何杯も飲む人は、まず砂糖やミルクはなしにすること!
そして、徐々に量を減らし、多くても1日2~3杯までにとどめるようにしましょう。