世界各国で、外出自粛が緩和されはじめていますが、まだまだ自粛モードは続いていますね。
WHOヨーロッパでは、新型コロナウイルス蔓延を防ぐための外出制限時に、どのような食事をとるのが理想的かを発表!
レシピなども紹介されています。
早速、詳細を見てみましょう。
WHOヨーロッパが外出自粛時の健康維持法を発表
WHOヨーロッパは、外出制限やその他の規制が行われているヨーロッパ諸国において、ウイルスに対抗するための身体づくりの一環として、免疫機能を維持するために良好な栄養摂取が極めて重要だと述べています。
食品の流通にも影響が出ているため、生鮮食品のアクセスが制限され、脂肪・糖類・塩分の多い加工食品が中心となる食生活では、健康的な生活や体力維持が損なわれる可能性があります。
そこで、WHOヨーロッパでは、外出制限下でも、健康的な食事をサポートするため、「一般的なヒント」「理想的な食品購入リスト」「レシピ例」の3つを公開しました。
在宅時も身体活動は重要!
最適な健康のためには、食事だけではなく、身体活動を続けることも重要です。
WHOヨーロッパは、在宅中の身体活動を支援するため、エクササイズのヒントや例などのガイダンスも作成しました。
健康な人であっても、家にひきこもり、身体を動かさずにいると、あっという間に不健康になるので、運動習慣も続けておきたいですね。
外出自粛時の理想的な食事内容とは?
そでは、外出自粛時の理想的な食事内容を見ていきましょう!
■一般的なヒント
- 食事計画を立て過剰に購入しない
- 新鮮な食材、賞味期限が短いものから使う
- なるべく家庭で調理する
- 食品配達サービスを活用する
- お得サイズの製品に注意し、過食しないように
- 衛生面に注意する
- 塩分を摂りすぎない(1日5g未満)
- 砂糖を摂りすぎない(1日5%未満)
- 脂質を摂りすぎない(1日食事全体の30%未満)
- 植物や魚介類などの不飽和脂肪酸を少量
- 肉や乳製品、バターなどの飽和脂肪酸は制限する
- マーガリンなどのトランス脂肪をできる限り避ける十分な食物繊維を摂る
- 野菜や海藻などから十分な食物繊維を摂る
- 水分補給。
水道水が最も健康的で安価な飲み物(ヨーロッパの場合)。
コーヒー、濃いお茶、カフェイン飲料、栄養ドリンクは避ける。 - アルコールを避ける。
特に大量飲酒はコロナを含む感染症に対抗する身体能力を失いやすい。
特に自己検疫の間は絶対に避けること。
買い物リストにも載せないように。 - 家族の食事を楽しむ
外出自粛時の理想的な食品購入リストとは?
次に外出自粛時に、理想的とされる食品購入リストを見ていきましょう。
■理想的な食品購入リスト
- 新鮮な野菜と果物
WHOでは野菜と果物の合計で1日最低400gの摂取を推奨。 - 冷凍フルーツ(ビタミンと食物繊維が豊富なため)
- 乾燥および缶詰のマメ
- 全粒穀物とでんぷん質の根菜(ジャガイモ、サツマイモなど)
- ドライフルーツ、ナッツ、ごまなどの種子類
- タマゴ
- 缶詰野菜
- 魚の缶詰
- 低脂肪で常温保存できる牛乳
■レシピの例
- ひよこ豆とキノコのパテ
- グリーンピースシチュー
- 野菜とマグロの缶詰のパスタのソテー
などとなっています。
以上、参照元は⇒ WHOヨーロッパ公式サイトより
さいごに
WHOヨーロッパが発表した詳細内容の抜粋ではありますが、たくさんのヒントがあるので、ぜひご参考に!
こうした食生活に、家でできるエクササイズを加えると、コロナだけではなく、他の病気予防となることでしょう。
ちなみに日本にもガイドラインがあるようです。
緊急事態宣言が解除されても、まだ外出が怖いという方も多いことでしょう。
特に東京ではまだ感染者が出ているので、気を付けたいですね。