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運動は血流を良くして記憶力UP!認知力UPに? アメリカ・研究

ウォーキングなどの軽い運動のことを「有酸素運動」といいますが、脳への血流を良くして、記憶力UPや認知力UPにつながるようです。
特に60歳以上の認知症予防や改善に効果的なようです。
アメリカの最新研究を見てみましょう。

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有酸素運動で記憶障害が改善?

アメリカのテキサス大学の研究によると、有酸素運動によって前身の血流を促進し、特に記憶の改善につながることがわかってきました。

研究では、60歳以上で記憶障害のある人を対象に、長期記憶と脳の血流に影響する運動効果が検討されました。
対象者は30名。そのうち半数の人が、約1年間、有酸素運動を行い、残りの半数の人はストレッチを行ってもらいました。

ストレッチよりも有酸素運動の方が記憶力UPにいい?

その結果、有酸素運動を行った人たちの方が、ストレッチを行っていた人たちよりも、記憶検査のスコアが平均47%高かったということです。

調査には、脳画像診断が用いられ、記憶機能に重要な脳の部位「前帯状皮質」と「海馬」の変化が観察されました。
それによると、有酸素運動を行った人たちは、脳の2つの部位における血流が増加していることがわかったのです。

脳領域の血流を良くするのが認知症の一番の予防に?

この結果をふまえ、研究者たちは、

「前帯状皮質」と「海馬」、この2つの脳領域への血流増加が、記憶障害や認知症の予防や改善につながります。
この部位の血流増加を目的とする薬剤や治療法が開発されれば、認知症やアルツハイマーの改善に貢献できるだろう。

と述べています。
※参考:『アルツハイマー病学雑誌』

さいごに

ウォーキングなどの有酸素運動なら、薬のように副作用の心配も少ないので、少しでも歩く機会を増やしておきたいですね。
そして、血流をよくすることが、脳の血流改善にもつながるので、食生活では野菜や魚介類もぜひ、取り入れてみましょう。