腸活のために、プロバイオティクスのサプリメントを利用している方も多いことでしょう。
しかしサプリメントは「薬」ではないので、いまだに医療現場では賛否両論があるとのこと。
最新医療現場ではどう評価されているのでしょうか?
プロバイオティクスのサプリはやはり健康にいい?
アメリカのジョージタウン大学医療センターなどが加盟する「国際プロバイオティクス・プレバイオティクス科学協会」からの報告により、プロバイオティクスのサプリによる、様々な健康への影響が発表されました。
身体によい例としては、以下のようなことがあがっています。
- 抗生物質関連の下痢予防
- 乳児の夜泣き現象
- 細菌性膣炎治療の有効性改善
- 急性小児下痢の治療
- 便秘症状改善
といった症状において、プロバイオティクスのサプリ使用を支持する、というエビデンスがあるようです。
医師が推奨するサプリがいい?
研究にあたった医師たちは、
プロバイオティクスのサプリメントは、薬物ではないので、効果効能は謳えません。
しかし、医師たちがエビデンスにもとづいて推奨したサプリメントであれば、上記にあげたような疾患予防や治療に、用いても問題ない。
と述べています。
こうしたことから、今後もプロバイオティクス効果がのぞめる腸内細菌が、どの健康状態に適切であるか、可能な限り具体的にしていく必要がある。
とも述べています。
※参考:『家庭実践雑誌』
さいごに
サプリメントの賛否両論説は、今に始まったことではありませんが、医師による、お墨付きのサプリメントなら、品質もよく、適切なものをチョイスできそうですね。
日本でも、サプリメントを扱うクリニックが増えてきたので、医師に相談しながら腸活を始めるのもいいでしょう。