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座位時間中心の生活はガン死亡率が82%UP? アメリカ・研究

日本は、世界一「座位時間」の長い民族と言われていますが……。
アメリカの最新ガン研究によると、座位中心の生活をしている人は、そうでない人よりも82%も、ガンによる死亡率が高くなるようです。
詳細を見てみましょう。

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座位時間がガン発生率を高める?

アメリカのテキサス大学の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。

研究では、2003年~2007年にかけて、45歳以上の約3万人の健康データが解析されました。
また、座位行動を測定するために、この研究開始時にガンと診断されていない参加者、約8,000人のデータも追加されています。

後者の8,000名の参加者には、連続7日間、起床時に、腰に加速度計を装着してもらいました。
加速度計のデータは、2009年から2013年の間に収集され、平均5年間の追跡調査の結果、268名の参加者がガンで死亡していました。
亡くなった方々は、座位時間の長い人が多かったということです。

身体活動とガンリスクの関係は?

また、研究では軽度から中程度の身体活動を行うか否かも、ガンによる死亡率に関与すると発表。
この場合、座位時間の長さに関係なく、軽度や中程度でもいいので、少しでも多く動くことで、ガンによる死亡率が低下していることが発見されました。

さいごに

研究者たちは、

 座位時間を少なくし、より多く動くことが重要です。
 1日30分程度の運動を、毎日の生活に組み込むことで、ガンによる死亡リスクが確実に減らせることを、強調する。

 と述べています。
※参考:『JAMA腫瘍学』

オフィスワークが多い人、ステイホームで、座って読書、TV、ゲームを楽しんでいる人は、1時間に1度は席を立つなど、1日合計で30分程度の身体運動となるよう、身体を動かしてみましょう。