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毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

医師が認めた理想的な食生活で生活習慣病リスクが半減?米・研究

どこの国でも医師によるアドバイスは「絶対!」というイメージがありますが、ほとんどの医学部の必修科目に「栄養学」はありません。
なので、医師は栄養アドバイスに関しては、実は素人なのです。
しかし、アメリカでは近年、医師も臨床栄養などの研究に加わっており、医学的な観点からも理想的な食生活が浮かび上がってきました!
アメリカ栄養学会の最新研究結果を見てみましょう。

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植物ベースの食生活は生活習慣病リスクを半減?

アメリカ栄養学会に所属にする医師会メンバーによる報告によると、植物ベースの食生活は、健康的に年を重ねる助けとなり、世界的にも疾患負荷を和らげることがわかってきました。

以前より、「加齢」が非感染性慢性疾患のリスクを高めることがわかっていました。
そこで、この研究に参加した医師たちは、加齢に関する臨床試験と疫学研究を調査した結果、植物ベースの食生活が健康的な加齢につながり、高齢者特有の疾患リスクが半減することを発見!

植物ベースの食生活は特に心臓病にいい?

具体的な疾患例としては、

  • Ⅱ型糖尿病
  • がん
  • 心疾患

といった生活習慣病です。
植物ベースの食生活で、これらがほぼ50%低下し、特にアメリカ人の心臓代謝関連死を半減できることを示していました。

生活習慣の改善が万病を救う?

この結果をふまえ、医師たちは、
「植物ベースの食生活にシフトしていくことは、生活習慣のリスク因子を変更することになります。
それによるメリットは多大で、加齢プロセスを遅らせ、加齢に伴う併存疾患や死亡率を低下させ、健康寿命を延ばすことにもつながります。
植物ベースの食生活は、それだけ強力なツールなのです」
と述べています。
※参考:『米国栄養学会雑誌』

さいごに

植物ベースの食生活とは、何もベジタリアンになることではありません。
野菜や果物、穀類、海藻などを食生活の中心に据え、肉類によるタンパク質やスイーツ類、アルコール類を控えめにすればいいのです。
こうした健康的な食事が毎日の生活習慣となれば、病気に苦しむ日々から解放されるのかもしれませんね。