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「握力」でⅡ型糖尿病リスクの高さがわかる?イギリス・研究

以前から、握力を鍛えることで、様々な病気予防になると言われていましたが、握力はⅡ型糖尿病とも関連があるようです!?
イギリスとフィンランドの共同研究の詳細を見てみましょう。

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握力とⅡ型糖尿病の関係とは?

イギリスのブリストル大学と東部フィンランド大学の共同研究によると、簡単な握力検査により、Ⅱ型糖尿病リスクの高い者を特定し、その予防になることがわかってきました。

研究では、60~72歳の約800名の男女を対象に、握力測定を実施し、その後20年以上にわたって、Ⅱ型糖尿病の発症を、追跡調査しました。

その結果、握力の測定値が1単位増すごとに、Ⅱ型糖尿病の発症リスクが、約50%低下することがわかったのです!

年齢に関わらず握力は鍛えておこう!

この結果は、Ⅱ型糖尿病と加齢の間で良く知られるリスク因子で、

  • Ⅱ型糖尿病の家族歴
  • 身体活動
  • 喫煙
  • 高血圧
  • 腹囲
  • 空腹時血糖

以上の内容なども調整した結果だということです。

すなわち、年齢に関係なく、握力が強いと、他のリスク因子があったとしても、Ⅱ型糖尿病リスクが低下するようなのです!

女性は特に握力を鍛えておこう!

また性別で見ると、この調査結果は、男性よりも女性に顕著なため、女性は握力を鍛えることで、糖尿病リスクから逃れられる! という恩恵を受けるようです。

今回の研究では、対象者が1000名未満と少なかったので、今後は、大規模な集団での研究を試みるそうです。
※参考:『医学年報』

さいごに

握力は手をグーにしたりパーにしたりする簡単な手のひら運動でも鍛えることができますね。
握力を鍛えるグッズも、バラエティショップなどで購入できるので、TVを見たり、家事や仕事の合間に、こまめに握力を鍛えておきたいですね。