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オメガ3脂肪酸は心血管リスクを低下させる? アメリカ・研究

EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸には、以前から認知力・記憶力UP、ダイエット作用などで話題になっていましたね。
それに加え、心筋梗塞など心血管系疾患のリスクを低下させる働きも期待できるそうです!
アメリカの最新研究を見てみましょう。

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オメガ3系脂肪酸と心血管の関係とは?

アメリカのメイヨークリニックなどの共同研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
EPAやDHAは魚油や、一部の植物油(アマニ油・エゴマ油など)に含まれています。
これらをオメガ3脂肪酸と言いますが、専門用語では「長鎖脂肪酸」とも言われています。
特に魚は、オメガ3脂肪酸以外にも、健康に有益な栄養素をいくつか含んでいます。
「サーモン」「アンチョビ」「イワシ」などの脂肪は、オメガ3系脂肪酸の摂取に適しているとのことです。

オメガ3サプリで心筋梗塞の発症リスクを13%低下

研究では、約13.5万人分のデータが解析されました。
オメガ3系脂肪酸のサプリメントを摂取していた人たちは、心筋梗塞の発症リスクを13%も低下させていることが発見されました。

心血管系への予防&改善の兆しは、オメガ3系サプリ摂取の増加と共に増加し、正比例していたそうです。
1日あたり1,000mgのEPAとDHAを追加すると、さらにリスクが減少することもわかりました。

1日の2,000mgまでオメガ3系脂肪酸摂取はOK?

心血管系への予防&改善がわかったので、研究では最大5500mgまで検討されました。
その結果、研究者たちは、

ヒトは1日当たり、1,000~2,000mgのオメガ3系脂肪酸のサプリメントを摂取しておくと、有意に心血管系疾患リスクを低下させることができる。
この量は、通常よく定期的に魚を食べる人たちよりも、かなり多い量である。

と述べています。
※参考:『メイヨ・クリニック紀要』

さいごに

この研究ではサプリメントで検討されていますが、毎日、アマニ油かエゴマ油をティースプーン1杯からでも摂取できます。
2,000mgまでが限度のようですね。