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糖尿病リスク低減に緑茶とコーヒー! 九州大学・研究

毎日、適量の緑茶とコーヒーを飲むことで、糖尿病患者の死亡リスクが低減するそうです!
九州大学の最新・糖尿病研究の結果を見てみましょう。

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糖尿病患者の死因はガンや心血管疾患が多い?

研究では、『福岡糖尿病レジストリ』に登録された約5,000名のⅡ型糖尿病患者(平均年齢66歳)を、平均で5年におよび追跡調査したとのこと。
追跡期間中に約309名が死亡しました。
その中で主な死因はがん(114名)と心血管疾患(76名)でした。

緑茶とコーヒーが糖尿病患者を救う?

データを解析した結果、毎日1枚の緑茶を飲むことは、死亡リスクを15%低下することがわかってきました。
また、2~3杯飲むと27%、4杯以上飲むと40%低下するとのこと!
一方のコーヒーでは、毎日1杯のコーヒーで、死亡リスクが12%下がり、2杯以上で41%の低下がわかりました。

緑茶とコーヒーを両方飲むと効果的?

緑茶とコーヒーを両方飲む人では、1日2~3杯の緑茶と2杯以上のコーヒー摂取で、死亡リスクが51%低下したとのこと。
4杯以上の緑茶にプラス、1杯以上のコーヒーで死亡リスクが58%低下、4杯以上の緑茶に2杯以上のコーヒーで死亡リスクが63%低下、という観察結果も出ています。

緑茶とコーヒーはすべての死因でも効果アリ?

この前向きコホート研究では、緑茶とコーヒーの摂取量増加が、他のすべての原因(疾患での)による死亡率の低下と有意に関連することもわかりました。
研究者たちは、緑茶とコーヒーの健康効果は、相加的な可能性がある、と述べています。
※参考:『BMJオープン糖尿研究治療』

さいごに

個人的には、カフェインの摂取量が気になるところですが、緑茶もコーヒーも、独自のポリフェノールがあるので、そういった機能性成分に、健康効果が期待できそうですね。