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活動的で座位時間の少ない人は心身が健康! アメリカ・研究

コロナ禍で、家に引きこもりがちな人は、散歩などのちょっとした活動で心身が健康になるようです!
また、身体活動は、ガン予防にも効果が望めます。
アメリカの最新ガン研究の詳細を見てみましょう。

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身体活動が多い人ほどガンのリスクも低い?

米国がん協会の報告によると、身体活動が多く、座位時間(座っている時間)が少ない人ほど、全体的に心身の健康が良好で、ガンのリスクが少ないことがわかってきました。
高齢者を対象にした調査ではありますが、定期的な運動習慣がより多く、座っている時間がより少ない、ということは、精神的にも身体的にも、健康状態が保てやすいようです。

参加者約78,000人の統計内容とは?

研究班は、『がん予防研究・栄養コホート』の参加者約78,000人のデータを解析しました。
平均年齢は78歳。
調査項目は、
  • 有酸素運動および筋肉強化運動
  • 座位時間
  • 精神的・身体的健康状態
の3つが分析されました。
この中には、何らかのガンに罹患していた人も含まれています。

解析の結果は?

解析の結果、ガン既往に関係なく、
  • 最も活動的な人たちと、最も活動的ではない人たちを比較した場合
  • 座位時間の少ない人たちと、最も座位時間の多い人たちを比較した場合
全体的に、精神的・身体的健康状態に、差があることがわかったのです。

ガン予防に座位時間を減らそう!

この結果をふまえ、研究者たちは、

今回の調査は高齢者が対象だったが、年齢やガンの罹患歴に関係なく、身体的・精神的な健康の両方のために、より多く動き、より少なく座ることが重要です。

と述べています。
※参考:『がん』

さいごに

コロナの影響で、家に引きこもりがちな人も多いことでしょう。
家の中にいると、ついつい横着して、動くのが億劫になってしまいますが、こまめに立ち上がり、「座りっぱなし」状態を避けるようにしましょう。