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植物ベースの食品は代謝を高め、体脂肪量が減る? アメリカ・研究

コロナ禍の運動不足で、肥満や太りすぎに苦しむ人が、世界中で急増しているようですね。
肥満大国であるアメリカでは、肥満予防にベジタリアン食を推奨したところ、体脂肪量が大幅に減少したという報告が上がっています。
詳細を見てみましょう。

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植物ベースの食事を4ヶ月続けると!?

アメリカの複数の医師会による共同研究で、植物ベースの食事を4ヶ月(16週間)継続した結果、食後の体内カロリー燃焼率が約19%上昇することがわかってきました。

研究では、244人の肥満者をランダムに2つのグループに分けて、追跡調査しました。
対象者の年齢は25~75歳、BMI値は28~40でした。
【A】グループには、低脂肪のビーガン料理(厳密なベジタリアン食)
【B】グループ(対照群)には、今まで通りの食事で過ごしてもらいました。
その結果、【A】グループでは、平均19%もカロリー燃焼率がUPしたのです。

平均6.4kgの体重減に成功!

追跡調査後、対照群の【B】グループの人たちの体重変化は、ほとんどありませんでした。
一方、【A】グループの人たちは、カロリー燃焼率がUPしたため、平均6.4kgの体重減に成功しました。
X線を利用した測定装置で、体脂肪量や内臓脂肪量を測定しても、大幅な減少が観察できた、とのこと!

流動食の取り入れると、さらに効果大!

また、リゾットやスープなどの流動食を取り入れると、関節熱量測定で測ったカロリー燃焼は、平均18.7%上昇することがわかりました。

肥満を回避するには一時的なベジタリアン食を!

研究に当たった医師たちは、

アメリカでは1億6000万人が肥満や太りすぎで苦しんでいます。
これらの発見は、肥満大国を救うのに、画期的な結果となりました。
何年も、何十年もの間、毎食後により多くのカロリーを燃焼できる体内環境は、体重管理に大きな違いをもたらすからです。
肥満者や太りすぎている人にとって、断食などの「食べないダイエット」は過酷です。
しかし、食事を一時的にベジタリアン食にし、極力、油脂類を避け、リゾットなどの流動食に置き換えるだけで、脂肪を燃焼しやすい身体に変わるのです!
この食事療法は絶大だ!

と述べています。
※参考:『JAMAネットワークオープン』

さいごに

一時的なベジタリアン食なら、厳密な糖質オフを行わずとも、炭水化物も食べれますし、続けやすそうですね。
揚げ物は避けるようにし、全粒粉やライ麦のパンを、スープなどに浸して食べれば、少量でも満腹感が出ますね。
和食なら、雑炊やおかゆなどの流動食もダイエットにいいでしょう。
大豆タンパクや温野菜も低カロリーでお腹がいっぱいになるので、おすすめです。