アボカドは、食物繊維と一緒に一価不飽和脂肪酸を同時に摂れる優秀食品!
アメリカの最新・栄養学研究によると、アボカドを毎日食べることで、腸内細菌の健康維持にもつながるようです!
詳細を見てみましょう。
肥満者を対象にした追跡調査によって判明!?
アメリカのイリノイ大学農学部の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
研究では、BMIが25以上の肥満成人、163名を対象に調査。
対象者の年齢は25~43歳でした。
対象者を2つのグループに分け、
- 【A】アボカドを含んだ食事
- 【B】アボカドを含まない食事
としました。
それぞれ、12週間にわたって、食生活を観察しました。
腸の健康維持に毎日アボカドを!
その結果、【A】グループの人たちは、食物繊維を分解して、腸の健康をサポートする代謝物が豊富になることが判明しました。
すなわち、腸内細菌がより豊富になり、腸内環境が良くなったのです。
また、腸内の微生物の多様性も高まったとのこと!
アボカドは肥満者の胆汁酸も減らす!?
詳細を調べていくと、対象者は肥満者であったため、アボカドを毎日摂取していた【A】グループの人たちは、胆汁酸が減っていることが判明!
そして、短鎖脂肪酸が増えたので、腸内環境が有意に良くなったのです。
この結果は、有益な健康上の結果として、相関するものだ!
と研究者たちは述べています。
※参考:『栄養学雑誌』
さいごに
アボカドは、カロリーが高い!? と思っている方も多いですが、アボカドの油分は一価不飽和脂肪酸で、健康に有益なものです。
もちろん、食べ過ぎはいけませんが、お正月太りや冬太りが気になっている方は、1日1/2個程度を目安に、毎日のアボカド摂取を取り入れてみましょう。