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ベリー類や葉野菜の摂取が心不全リスクから救う?アメリカ・研究

コロナ禍でおうち生活が続く中、自炊に目覚めた人、デリバリーに頼る人、食生活にも大きな違いがでてきたことと思います。
運動不足を懸念して、少しでも身体にイイものを食べようと、果物やサラダの摂取を増やしている人は、正解!
特にベリー類や葉野菜の摂取が多い人は、将来の心不全リスクが低下するようです。
アメリカの最新研究の詳細を見てみましょう。

ベリー類や葉野菜の摂取で心不全リスクが低下?

のボストン大学医学校の研究によると、ベリー類や葉野菜の摂取が多い人は、心不全の進行を遅らせることがわかってきました。

研究では、地中海型の食生活やDASH食(高血圧の改善食)を取り入れている人は、植物性食品の摂取が多いため、心不全などの生活習慣病のリスクが極めて低いことに着目。
こうした食事法が、神経変性を遅らせ、心臓の構造と機能の変化を緩和するかどうかが、詳細に調査されました。

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約2500名の心臓データを分析した結果は?

研究では、『フラミンガム心臓研究』に参加した約2500名の食事データと心臓エコー検査データを解析。
食事スコアと心臓の構造・機能の関連を比較した結果、認知機能の健康を維持し、心臓のモデリングを和らげる食事パターンが明らかになりました。

飽和脂肪酸や動物性食品を多く摂取すると心臓にタブー

これまで多くの研究で明らかになったように、飽和脂肪酸や動物性食品を多く含む食品を摂取していると、やはり心臓には負担がかかるようです。
一方、こうした食品の摂取を制限し、ベリー類や葉野菜の摂取を多くすると、全身に酸素化された血液を送り出す、心臓の左心室機能にプラスになることが判明したのです。

心血管系の健康を改善するためにベリーと葉野菜を!

この結果をふまえ、研究者たちは、

この調査結果は、心血管系の健康を改善し、地域社会における心血管系疾患の負担を軽減するために、ベリー類や葉野菜を多く取り入れた食事を推奨します。
日頃の食生活に、ベリー類や葉野菜を取り入れることは、心臓を守るうえでも大変重要です。

と強調しています。
※参考:『英国栄養学雑誌』

さいごに

ベリー類や葉野菜は生の状態で食べることが多いので、酵素やポリフェノール類が、血液循環を良くするのでしょうね。
また一つ、野菜や果物を食べることの重要性が、エビデンスとなって発表されましたね。