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加糖飲料の摂取が多い女性は乳がんリスクが高い? アメリカ・研究

成人になっても、コーヒーや紅茶に砂糖をたっぷり入れたり、ジュースや炭酸飲料など、加糖飲料が大好きな女性はおおいものですね。
アメリカの最新研究によると、こうした加糖飲料の摂取が多い女性ほど、乳がんや全死因リスクが高まることがわかってきました。
詳細を見てみましょう。

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加糖飲料の摂取が多い女性は乳がんで死亡するリスクが高い?

アメリカのニューヨーク州立バッファロー校の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
炭酸飲料(コーラやジンジャエールなど)をほとんど飲まない女性と、炭酸飲料が大好きで多飲していた女性を比較すると、何らかの疾患で死亡する可能性が62%も高く、特に乳がんで死亡する可能性が85%も高いことがわかったのです。
週に5回以上、高加糖飲料を飲む女性は要注意とのこと!

乳がん患者と加糖ソーダの関連とは?

研究では、35~79歳の乳がんと診断された約1,000名の女性を対象に、加糖ソーダの摂取量を調査。
そして、全死因および乳がんでの死亡率の関連を、詳しく調査しました。
この調査は、『西部ニューヨーク曝露と乳がん研究』に登録していた乳がん患者の女性たちで、19年間の追跡調査が行われました。

研究では、予め乳がん診断前の12~24ヶ月前の参加者の飲物摂取量を評価するため、食物摂取頻度アンケートを実施していました。
このうち、乳がんと診断された女性の41%が追跡期間中に亡くなりました。

乳がんで亡くなった女性たちの食事データより加糖ソーダが判明!

乳がんで亡くなった女性たちの食事データを解析すると、加糖ソーダの摂取量が多いことが判明しました。
ダイエットソーダは除きますが、加糖ソーダは、糖分と余分なカロリーを摂取してしまう、最大の要因となります。
栄養的には有益なものは何もなく、いたずらに身体に脂肪をため込み、あらゆる毒素を生み出す危険飲料です。

一方の、砂糖を加えていないストレートティーやブラックコーヒー、100%フルーツジュースは、糖分を加えない限り、抗酸化物やビタミン、ポリフェノール類によって栄養価を高めるため、健康被害は少ないと考えられます。
と研究者たちは述べています。
※参考:『がん疫学バイオマーカー&予防』

さいごに

毎日の飲物は、蓄積されると、ものすごい量になりますよね。
これが、良い飲料なら健康度が増しますが、余分な砂糖やカロリーを毎日蓄積すると、ガン細胞が身体に繁殖してしまうことでしょう。
飲料は、食べ物と違い、満腹感がでないので、スイーツほど罪悪感を感じないかもしれません。
体重が思うように減らない、食べ物に気を付けているハズなのに……。
という人は、日頃の飲物を見直してみましょう。